コラム アライナ? 人生は自分で 切り拓く! 第2回 ひとりもいいけど、つながるって大切

アライナ? 人生は自分で 切り拓く!

第2回 ひとりもいいけど、つながるって大切

 私は以前、友達はいてもいなくてもいい、と思っていました。それは“人にどう思われるか"が気になって疲れてしまっていたからです。「こんなこと言ったら失礼かな」「あんなこと言って大丈夫だったかな」と人に会うたび感じていて、毎回こんなに疲れるならひとりの方がいいのかも、と。その反面SNSなどで、友達同士でお茶したり、タラートに行っている人たちを見て「いいなぁ~」と思ったりもしていて。

コーチングを受け始めるようになって、この悩みをコーチに打ち明けたところ、目の覚めるような一言をもらいました。それは「私たちが言ったことが相手にどう伝わるかを私たちはコントロールできない。だから自分が良識の範囲内で、善意で言ったことなら良しとするのはどう?」と。これを聞いて私はハッとしました。コントロールできない相手の気持ちは考えてもキリがないですよね。それを考えるくらいだったら、自分が良識の範囲以内で、善意で言ったことなら良しとする。これがすごくシンプルで私にはしっくりきました。それ以来、段々と心配をしなくなり、心もオープンになり人と話すことが楽しくなってきました。そして少しずつ友達も増えてきました。

今は断然、友達がいた方がいい! と思っています。コロナ禍になってより一層、友達のありがたみを感じることが多くなりました。長く続く子供の学校の休校中はお互い励まし合い、スーパーやアパートですれ違った時は他愛もない話をして、この時間が私にたくさんのエネルギーをくれました。もし、このコロナ禍もひとりだったら、私はどうにかなっていたと思います。それだけ仲間がいることの大切さを身にしみて感じています。

コロナ前ほど新しい出会いがあるような人の集まりはなくなってしまいましたが、どうか孤独にならず、どんな形でもいいからつながりを持ってみてください。リアルに会えない分、オンラインの交流も増えてきていますよね。先の見えない時代ですが、ポジティブに過ごしていきましょう。

パッションアライナ?

習い事やセミナーなども“つながる場"のひとつ

羽深 美妃(はぶか・みき)

非認知能力育児コーチとして活動中。「こうあるべき」に縛られることが多く、産後うつも経験。息子のために変わりたい、という思いからライフコーチのボーク重子氏に師事、非認知能力を育む子育てコーチングのコーチ資格を取得。これまで 200 名を超えるママと向き合い、「自分らしい子育てと生き方」に密に寄り添い伴走中

@passion.rocket_coaching
※ご興味ある方は DM からお問合わせください

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