第140回 カイラン(カナー)
19 Jan, 2021
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蓮は、泥水の中からまっすぐに清く美しい花を咲かせることから、仏の知恵や慈悲の象徴とされていました。仏教では、蓮と睡蓮をあまり区別していないようです。ウドンタニ―に「タレ―・ブア・デーン」という赤い睡蓮の沼がありますが、乾季の満開の時期には、まさに極楽浄土のような素晴らしさです。
茹でた後にしっかりと絞らないと水っぽさが気になります。しょう油洗いのひと手間をかけると美味しくなります。材料を混ぜ合わせる時は、手を使うと楽です。蓮の茎は、こうしていろいろな和え物にもできますし、サラダにも使えます。もっとも簡単なのは、めんつゆを適度に薄めてその中にポイッと入れて煮るだけ。あっという間に味が染みて柔らかくなります。削り節があるとそれだけで豪華に!? 肉やエビなどと一緒に炒めるのがタイ料理でも定番です。他にスープにもよく入っています。味噌汁にもよく合いますので試してみてください。睡蓮の茎も全く同じように利用できます
蓮はハス科で葉と花が一緒に上に伸び、睡蓮はスイレン科で葉は水の上に浮かんでいます。蓮は、種子である実や地下茎のレンコンを食すのはご存知でしょう。タイでは、花を天ぷらで食べることもあります。さらに、レンコンにつながる茎の部分は「ライブア(ไหลบัว)」と言って、身近な野菜として食されています。睡蓮も花につながる茎を「サーイブア(สายบัว)」と言って同じように食します。どちらもそっくりなのでよく混同されています。蕗に似ていますが、アクもなく下処理もいりません。煮物、炒め物、スープなどに使えて、あっという間に調理できます。ベトナムではサラダで食べるのがポピュラーです。
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健幸料理研究家(野菜ソムリエ&雑穀エキスパート)
健幸料理の店 SALADee
491/14-15 Silom PlazaGF, Silom Road
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