コラム お金の知識を高めるコラム Vol.42 資産を守りたい気持ち

お金の知識を高めるコラム

Vol.42 資産を守りたい気持ち

 2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により、大変な一年となりました。年末になっても、感染拡大には有効な抑制策がなく、一部の地域では再度ロックダウン措置が採られています。金融市場でも、今年は安全資産として金や米国債が買われたり、安全通貨として基軸通貨である米ドルや日本円が買われました。できるだけ安全なところに資産を移して、守りたいという気持ちは、投資家のみならず、すべての人に共通することでしょう。

 

さて、そんな中、11月頃から暗号資産(仮想通貨)の価格が最高値を更新したというニュースが入ってきました。11月30日には19,345ドルと3年ぶりの高値を付けました。3年前の暗号資産ブームは、個人投資家が中心でしたが、最近の暗号資産の価格上昇には、機関投資家の暗号資産組み入れ率が継続的に上昇していることが理由のようです。今後、先行きインフレリスクのヘッジ手段やポートフォリオの分散先として、暗号資産が有効な代替資産になり得るかという議論が盛り上がってくることでしょう。

 

想定外の出来事が多発する世の中になると、どうしたら不透明な将来のリスクを回避できるか、資産を持つ人ほど頭を悩ませるようになります。答えがない中では、投資先を分散することは有効な手段なのです。市場がある程度大きくなり、既存の市場の動きとも連動性が低い暗号資産が、期待を集めることも道理なことなのです。

 

金相場から暗号資産への資金移動が起こっているということも注目されます。大手米銀の発表によると、暗号資産に投資するファンドが機関投資家から人気を集め、今年10月以降だけで20億ドルもの資金が流入しました。対照的に、金のETFからは70億ドルが流出したとも推計されます。暗号資産の相場と貴金属相場の関連性や相互の影響はまだはっきりしませんが、気になる動きです。

 

なお、暗号資産はまだ成長途上の市場で、その変動幅の大きさは一つのリスクです。投資を考える際には、あくまでポートフォリオの分散対象として、長期投資の一環で取り組むことをお勧めします。

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長谷川 建一

国際投資ストラテジスト

シティバンクグループ日本及びニューヨーク本店にて資金証券部門の要職を歴任後、シティバンク日本のリテール部門やプライベートバンク部門で活躍。 2004 年末に、東京三菱銀行(現三菱UFJ 銀行)に移籍し、リテール部門でマーケティング責任者、2009 年からは国際部門に移りアジアでのウエルスマネージメント事業戦略を率い2010 年には香港で同事業を立ち上げた。その後、2015 年香港でNippon Wealth Limited, a Restricted Licence Bank を創業。2020 年には、Wells Japan Holdingsに参画し、新たな金融サービスの開発に取り組んでいる。世界の投資商品や投資戦略、アジア事情に精通。わかりやすい解説には定評がある。香港をはじめ、日本やアジア各地での講演も多数。京都大学法学部卒・神戸大学経営学修士(MBA)

寄稿中

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