首さんには、ずいぶん苦労をかけました。重くもない脳ながら長の月日を懸命に支えてくれました。伸びたり縮めたり、ひねったって何も出てこないと揺らし過ぎて痛めたり。首は酷使されてきたのです。40 代では横皺の数本も、50ともなれば写真に映りこむ顎下の縮緬皺となります。メイクアップしてちょっとはマシとなったフェイスと対比すれば涙が滲みます。
手の甲も年齢を隠せないと言われますが、フィラーの注入療法などは筋張った腱や静脈に効果的であり、光治療やレーザーも細かいシミや肌質に効きます。となると、やっぱり首はネックなんだなぁ。
Dr.MANAは“首にいいといわれるもの”すべてを(切った張ったのネックリフト系を除いて)ほぼ体験しました(ドヤ顔)。もうネッククリームやマッサージあたりで改善される状況ではなかったからです。各種ピーリングから始めて、高濃度ビタミン C 導入・マッサージピール・RF 高周波電磁波治療・超音波による真皮下へのハイフ、さらにプラスオンで臍帯幹細胞培養上清液導入に細かく打つマイクロボトックスも行いました。
水光注射はよく効きました。イメージとしては、剣山で穴を開けて真皮内に直接有効成分を入れ込むというもの。施術中は血だらけのヴァンパイヤとなり、1 週間点状出血斑のゾンビ顔となります。結果、2 回目からは縮緬皺と深い横皺が薄くなりました。デメリットは、施術中に日焼けしたばかりの肌を何度もこすられる感じの痛さ、かつヤバイ病気に感染した風なダウンタイムがそこそこある…。リピートは結構きついと感じます。なお、首ではなくフェイスラインの緩みと二重顎をなくすために顎下脂肪吸引をした際、首の縮緬皺が半分ほどなくなりました。引き締まって引き上げられたのでしょうか、思わぬ副効用でした。
われながら涙ぐましいというか、笑っちゃうというか。Dr.MANA の首若返り放浪記の前編でした。次回はやうやうのことで、すっごいマシーンに出会う完結編と相成ります。乞うご期待!(後編に続く)