コラム Dr.MANAのセンシュアルエイジング VOL.41 “Sleeping Beauty No. 1” 睡眠は最良のリバースエイジング

Dr.MANAのセンシュアルエイジング

1986 年から 91 年にかけて、高度成長経済の残照のようなバブルの時代がありました。街には「黄色と黒は勇気のしるし、24 時間戦えますか」のメロディーが喧しく流れていました。ブイブイ言わせていらっしゃった方ならご存じですね。
 医学生時代の私も、時おりオール(allnight)しちゃってました。若さはムリがカンフル剤だったのでしょうか。専門課程の 5、6 年生になると、ポリクリという病院実習が始まり、数人のグループでいろんな診療科をまわります。たまたま精神科実習の際、教授を囲んで講義を聴いていた私、なんと「寝落ち」しました。驚いた教授は「君はナルコレプシーか?」と。確かにどこでも眠れる特技はあったのですが、この時は絶好調のアソビ過ぎ。なお、ナルコレプシーとは精神疾患の名で過眠症ともいわれます。
 動物、こと人間にとって睡眠の大切さは語り尽くせません。何故ならヒトは目が覚めている間にエイジングを止めることができないからです。アンチエイジングに、いかに励んだとしても、「励む」あるいは「生きいきと活動している」それ自体が交感神経を更新させ身体を消耗させているのです。呼吸は体を酸化させ、運動は組織を磨耗させ、情報過多によって脳のシナプスはオーバーヒートする。
 リバースエイジングの方法はただ1つ。目覚めている時に傷ついた身体に対して、これらすべての自動修復機能である睡眠をしっかり取ることです。副交感神経優位となって、再生が図られるのです。一晩寝たら熱が下がっていた、具合が良くなった、肌の張りが戻った。などなど、体験済みですよね?
 しかし、私はメノポーズのころから、いくつかの箇所の鈍い関節痛とともに睡眠障害に直面しました。「どうも眠りが浅い、スッキリ疲れが取りきれない、これが老化なのか」と、沈みこみました。そんな私に 2つの救世主が現れました。一つは以前“Vol. 35 Dr.MANA のおすすめ先制美容”でご紹介した重炭酸ホットタブ入浴法(WOMのウェブサイトからコラムをご参照ください)。そしてもう一つは“麻成分のCBD(カンナビジオール)オイル”です。これについては次回、ご説明いたします。

Dr. MANA(岩本 麻奈)

一般社団法人・日本コスメティック協会名誉理事長/ナチュラルハーモニークリニック顧問医師/エッセイスト/コスメプロデューサー/美容ジャーナリスト 
皮膚科専門医。20年に渡るフランス滞在ののち、東洋のパリ“プノンペン”に転居。女性を元気に美しくする講演活動を続けている。「パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ」「生涯男性現役」(ディスカヴァー トゥエンティワン)「フランスの教育・子育てから学ぶ 、人生に消しゴムを使わない生き方」(日本経済新聞出版社)など、美容やライフスタイルに関する著作多数。近著は「結婚という呪いから逃げられる生き方」(ワニブックス)

公式HP: dr-mana.com   公式ブログ: ameblo.jp/dr-mana

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