今年こそ行きたい秘境リゾート"Soneva Kiri" - バンコクフリーペーパー WOM Bangkok

特集記事今年こそ行きたい秘境リゾート”Soneva Kiri”

今年こそ行きたい秘境リゾート”Soneva Kiri”

バンコクから専用セスナで1時間。タイ東部の秘境、クッド島「ソネヴァ・キリ」をご紹介します。ソネヴァ(Soneva)は、モルディブ発祥のリゾート。海と森に囲まれ、客室は400平米以上の広さを持つプールヴィラとなっています。ソネヴァ･キリは、欧米はもちろん、日本からのゲストも多く、日本人バトラーも常駐しています。さらに、バンコク在住者向けのお得なパッケージプランが!今年こそ行きたい!ソネヴァ・キリ

Sonevaのこと

ソネヴァは、イギリス人のソヌ氏が、愛妻エヴァ夫人と共にスタートさせたリゾートで、現在、モルディブとタイに4ブランドを展開しています。小説「ロビンソン漂流記」の舞台である無人島をイメージして発案されたこのリゾートは、自然や地域との共存と継続をテーマに掲げており、世界初の「エコ・ラグジュアリーリゾート」としてブランドを確立してきました。
ソネヴァを語る上で欠かせないのが、SLOW LIFE (スロウ・ライフ)というスローガン。Sustainable、Local、Organic、Wellness、Learning、Inspiring、Fun、Experiencesの頭文字を取ったもので、ソヌ氏とエヴァ夫人が考える、“人生に必要なもの"が言葉に込められており、ゲストはリゾートでそれを実際に体感することが出来ます。

1. ソネヴァ・キリへは、スワンナプーム空港からプライベートセスナで向かいます
2. バンコクから南東へ約400㎞。トラート県・クッド島は、タイで4番目に大きな島。エメラルドグリーンの海に囲まれた美しい島です
3. ソネヴァ専用の滑走路がある離島から、スピードボートでクッド島へ移動。日本人バトラーのタエコさんがアテンドしてくれます。因みにソネヴァでは、バトラーをミス(ミスター)フライデーと呼びます

リゾート到着、目に見える景色すべてがソネヴァ

リゾートの広さは約400ヘクタール(くまのプーさんが住む100エーカー森と同じ広さ!)。ボートが到着した桟橋から見える景色全てがソネヴァの敷地という広大さ。ここに来たらまずNO NEWS。外の世界の情報を絶つべく、テレビや新聞は置いていません。しかしWi-Fiは全てのエリアで繋がるように完備しています。次にNO SHOES。スタッフはもちろん、ゲストもここでは靴を脱ぎます(強制ではありません)。たまには素足で大地を踏みしめてみるのも良いものですね。

見渡す限り大自然、という非日常を満喫

ソネヴァのゲストルームは、寝室、リビング、バスルーム、クローゼット、が分かれたデザインになっており、さらにプールも付くので、一番狭い部屋(写真)でも400平米の広さがあります。まるで田舎暮らしを体感しているような、自然に包まれながらの滞在。「部屋が広いとこんなにリラックスできるんだ!」と驚くかもしれません。また、家具や小物のほとんどがオリジナルデザインになっており、その素材選びや色のセンスにも目が離せません。「エコラグジュアリーって、こういう事か」ときっと実感できるはず。

いるだけで楽しい気分になる"Fun"の場所

パブリックエリアの中心にある「So Chilled」は、アースカラーを基調とした部屋のインテリアとは一転、華やかなピンク色に包まれた楽しい気分になるエリア。ここではトリュフやプラリネ、20種類以上のチョコレートと、30種類のアイスクリームが食べ放題! また、パスタやサンドイッチなど、軽食をサーブしているので、ランチにもお勧めです。

驚愕の建築デザイン! THE DEN

ソネヴァ・キリが開業した当時、ひときわ話題になったのがこちらのキッズクラブ。こんな建築物は後にも先にもここでしか見られないであろう、独特な世界観があります。子供時代、誰もが一度は憧れるツリーハウスの大規模版という感じで、中はアートや音楽など、テーマごとの個室に分かれています。また、乳幼児向けのキッズクラブは別に用意してあります。

リゾートの夜はとっておきのディナーを楽しみたい

ソネヴァ・キリに宿泊する際、食事付きプランを選べば追加料金を気にせずに滞在することができます。シグネチャーダイニングの1軒目はヨーロピアン&フレンチの「The View Restaurant」。断崖絶壁にせり出すようにデザインされた座席から、サンセットを眺めながらのロマンティックディナー。アミューズ、アペタイザー、メイン、デザート、と続くコースを、ゆっくり時間をかけて楽しんで。

Benz's Restaurant

2軒目はベンツ女史が振る舞うタイ料理レストラン。タイ人シェフのベンツさんは、モルディブのソネヴァに10年間勤務し、世界中から訪れるゲスト達にタイ料理をサーブしてきました。クッド島の開業に合わせてタイに戻り、現在に至ります。メニューはその日の仕入れに合わせたコース料理となっており、全て彼女のインスピレーションに従って調理されてゆきます。リゾートからレストランまではボートでの移動となります。海からマングローブの川に入り、ジャングル探検隊になった気分で到着。忘れられない思い出になりそう

旅のハイライトは、木の上で朝食!

木に吊された「ツリーポッド」で、エメラルドに輝く海を眺めながらの朝食。世界中のリゾート誌に取り上げられている、ソネヴァ・キリのヒーローショットです。食事をサーブするスタッフが、ロープウェイを使って宙を飛んでくる姿も凄い! 予約は1日4組のみ (朝、昼、アフタヌーンティー、夕食、各1組) となっており、食事付きプラン適用外の為、別途料金が掛かります。

最高の休日の終わり、別れを惜しみながらバンコクへ

いよいよリゾートを発つ日。チェックアウトはセスナの搭乗時間ぎりぎりでOK。ボートに乗る時、滞在中にお世話になったスタッフの皆さんが桟橋まで見送りに来てくれます。また、ミス・フライデー(バトラー)が一緒にボートに乗って、滑走路のある離島まで付き添ってくれます。セスナが飛んだ後、見えなくなるまで手を振ってくれる姿に感動。「絶対にまた来よう」そう思わせてくれる素晴らしい旅になること間違いなし。