特集記事 タイ在住中に行くべき海外旅行 Part 1
タイ在住中に行くべき海外旅行 Part 1
連休や夏休みの海外旅行先を選ぶとき、「日本から行くと時間とお金が掛かるけど、バンコクからなら近くて安く行ける場所」を考える方が多いと思います。
そんな旅行先に当てはまるお勧めの場所を、過去に取材した海外旅行特集の中から2国ずつ選び、2回に分けてご紹介します。
タイ在住中に行くべき海外旅行 その1
中国四川省 成都
バンコクから飛行機で約3時間、中国・四川省の成都(チェンドゥー)は、三国志時代は蜀の都として、現在は四川省の省都として、中国西南の政治、経済、文化の中心地となっている歴史の深い街。パンダの生息地としても知られ、自然遺産、文化遺産などが多く、見どころの多い人気観光都市です。
旅先に四川省・成都を選ぶ5つの理由
1. パンダに会いたい
パンダの故郷として知られる四川省。成都にも絶滅危急種であるジャイアントパンダの研究施設があり、パンダを間近で見学することができます
2. 四川麻婆豆腐が食べたい
今、日本は空前の麻婆豆腐ブーム。中でも本場四川の花椒(ホアジャオ)を使った独特の辛さがやみつきになると評判に。現地で食べる麻婆豆腐はもちろん、その他の四川料理も美味しい!
3. 世界遺産を巡りたい
道教発祥の地、青城山(チンチェンマウンテン)や、世界最古の水利・灌漑施設、都江堰(とこうえん)といった世界遺産があり、中国国内からも観光客が多く訪れる人気都市となっています
4. シックスセンシズリゾートがある
中国旅行のハードルのひとつが言語の壁ですが、シックスセンシズリゾートでは、ほとんどのスタッフが英語を話せるので安心。パンダ研究所や世界遺産を巡るツアーも英語ガイドがあります。また、太極拳や四川料理クッキングクラスなど、成都ならではのアクティビティが色々あるので、ぜひ参加して
5. 日本から行くよりもアクセスが良い
成田から直行便で5時間以上、乗り継ぎ便だと8~10時間かかる成都ですが、バンコクからなら約3時間で到着!ベトナム・ハノイから北へ1000kmの位置にあり、気候は東京と似ています
春には梅や菜の花を楽しむことができます
Chengdu Guide
1. パンダに会いにパンダ・バレーへ!
世界のパンダの約9割が四川省に存在し、残り1割が海外の動物園に四川省から派遣されているというのは有名な話。成都に来たらぜひパンダの研究施設を訪れてみよう!成都・都江堰パンダ研究所は、パンダが自生するパンダ・バレー(パンダ渓谷)の一角にあり、広大な土地にパンダが悠々自適に暮らしています。可愛いいパンダを、気が済むまで何時間でも眺めていられる幸せ!笹をバリバリ食べる音が聞こえる距離で見ることができるのはここならでは。
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2. 本物の四川麻婆豆腐を食べよう
日本でも大ブームの麻婆豆腐。唐辛子の辛さに加え、花椒(ホアジャオ)の痺れる旨みが秘訣の四川麻婆豆腐は、やはり本場で食べるのが一番。四川省は湿度が高く、季節による寒暖差が大きいため、中国の中でも香辛料を多用する料理が多い地域。正真正銘の四川料理(正宗川味)とは、酸(酸味)、辣(辛味)、麻(しびれ)、苦(苦味)、甜(甘味)、香(香り)、鹹(塩味)の7つの味のバランスで成り立つと言われています。
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3. 道教、タオイズムの聖地、青城山に登る
青城山は、道教関係の重要な建築物が集中し、宗教、医療、音楽などの道教文化が伝えられてきた歴史名山。中国の国家重点風景名勝区であり、2000年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。青城山は前山と後山に分かれており、入口には大きな道宮の健福宮がそびえます。山中の階段をしばらく登り、途中、湖を渡ってロープウエイに乗って後山を目指します。
青城山は、道教関係の重要な建築物が集中し、宗教、医療、音楽などの道教文化が伝えられてきた歴史名山。中国の国家重点風景名勝区であり、2000年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。青城山は前山と後山に分かれており、入口には大きな道宮の健福宮がそびえます。山中の階段をしばらく登り、途中、湖を渡ってロープウエイに乗って後山を目指します。
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4. 2300年間、水を治してきた都江堰を見学
都江堰(とこうえん)は戦国時代末期、秦の時代に、長江の支流、岷江(みんこう)が山岳部から成都平原に出る場所に建設された水利・灌漑施設。2300年間に渡り、成都の人々の生活を守り続け、2000年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。轟々と大きな音を出しながら流れる都江堰、夜はライトアップされ、さらに壮大で幻想的な景色に。周辺の旧市街にはお土産屋さんで買い物を楽しんだり、寺院造りの橋で記念撮影、と見どころ満載。
※シックスセンシズリゾート・チンチェンマウンテンでは、パンダ研究所、青城山、都江堰など人気観光地へのツアーアレンジが可能。エクスペリエンスチームと呼ばれるガイド専門スタッフが、英語で案内してくれます
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5. まるで桃源郷! シックスセンシズリゾートが凄い
四川省成都国際空港より車で約1時間の距離にあるシックスセンシズ青城山(チンチェンマウンテン)は、世界遺産「青城山」の入口まで徒歩圏という好立地!
リゾートに一歩入ると、目の前に青城山の壮大な眺め、見下ろすと成都の旧市街を再現した四川建築の建物がずらり。まるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥る、非日常のランドスケープに圧倒されます。本格的な四川料理をサーブするレストラン、中国伝統療法を取り入れたスパ、中国茶を楽しむことのできるカフェなど、シックスセンシズらしいローカル体験を提供しています。
青城山は、道教関係の重要な建築物が集中し、宗教、医療、音楽などの道教文化が伝えられてきた歴史名山。中国の国家重点風景名勝区であり、2000年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。青城山は前山と後山に分かれており、入口には大きな道宮の健福宮がそびえます。山中の階段をしばらく登り、途中、湖を渡ってロープウエイに乗って後山を目指します。
SIXSENSESについて
1995年モルディブで開業し、現在アジアを中心に10軒以上展開するシックスセンシズリゾート&スパ。その特徴は、“秘境”を思わせるロケーション選びの素晴らしさ、土地の自然を丸ごと取り入れた大規模な施設、プライベートリゾートに近いゲストサービス、立地に合わせた食、スパトリートメント、アクティビティの提案、さらに環境に配慮した自然派高級リゾートの先駆者として名を馳せています
タイ在住中に行くべき海外旅行 その2
ブータン
バンコクから直航便で約3時間。インドと中国に挟まれた、南アジアの小さな王国ブータン。ヒマラヤ山脈南麓に位置し、首都ティンプーは標高2300mの高さにあります。国民のほとんどがチベット系で、世界で唯一、チベット仏教を国教としており、寺院などの建物も必見。
旅先にブータンを選ぶ5つの理由
1. ブータンの自然や歴史的建造物を巡りたい
ヒマラヤを臨むドチュラ峠、緑あふれる古都プナカ、各地にある美しいゾン(寺院であり県庁のような役割を持つ)などを現地ツアーで巡ることができます
2. チベット仏教の聖地、タクツァン僧院を目指してトレッキング
ブータン旅行のハイライトといえばタクツァン僧院。国際空港のあるパロの山の上にあり、「空に近い所にある寺院」としてアジア全域から沢山の僧侶や観光客が訪れます。断崖絶壁に建てられており、半日がかりのトレッキングツアーとなります
3. 幸福度が高いといわれるブータン人の暮らしや文化に触れたい
国民総生産ならぬ、国民総幸福量を大事にしているブータン。近代化の速度をコントロールしつつ自然や文化を守るという国の姿勢です。国民の7割が農家で、多くの人が自給自足を基盤とした生活を送っています
4. COMO (コモ) リゾートがある
ブータンでは、旅行者は1人1日あたり200USD~290USD使用しなければならない、という公定料金を課しており、それにはホテル、ガイド、移動費、食費などが含まれます。せっかくなら素敵にリゾートに宿泊したい!という方に人気なのがコモリゾートです
5. 日本から行くよりもアクセスが良い
日本からブータンに行くには、バンコク・スワンナプーム空港で乗り継がなければなりません。バンコクからブータンまでは3時間~4時間(時期や便によって異なります)。四季があり、標高の高さによって気温に差があります
Bhutan Guide
3. 聖地、タクツァン僧院を目指してトレッキング
チベット仏教圏において指折りの聖地とされるタクツァン僧院。国際空港のあるパロの山の上にあり、登山口から500mほどトレッキングで登ります。タクツァンとは「虎の巣」という意味で、ブータンに初めて仏教を伝えた高僧が、虎に乗ってここまでやってきたという伝説があります。ブータン旅行のハイライトとして観光客が必ず訪れる人気スポットですが、中には近隣諸国(インドやタイなど)から巡礼にやってくる僧侶の姿も。半日がかりのトレッキングツアーとなっており、朝スタートして昼頃到着、参拝して下山。途中、レストハウスでランチを取るというのが定番。旅支度にはスニーカー、帽子、サングラス、日焼け止めが必須です。トレッキングは5歳ぐらいから参加可能。
王政百周年を記念して作られた2階建てのビルの中にあるサブジバザール。野菜や果物が種類豊富に売られています。ブータンの農業は約50年前、国際協力機構の西岡京治さんが、「高山の気候に適した野菜農法」を教えたおかげで発展したと言われています
シンギングボールなどチベット仏教の仏具が豊富。籠や生地など生活用品も色鮮やかで可愛い。ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王夫妻のバッジはお土産にいかが?
記載の情報は、WOM本誌発行当時のものであり、現在までに変更となっている場合があります。ご了承ください。
Published · Updated
by WOM 編集部
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VOL.124 タイ在住中に行くべき海外旅行 Part1
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