特集記事 POWER OF COLOR 〜 色の効果をもっと知ろう

POWER OF COLOR 〜 色の効果をもっと知ろう

日々の生活の中で私たちを取り巻く色。色についてもっと知ると、効果的な色の使い方が身についてきます。思っていたよりスゴイ、色の効果、明日から使える色の知識、買い物で失敗しない色選びのコツをなどをわかりやすくお伝えします。

タイと日本の色の見え方の違い

曜日ごとに異なる色が街にあふれている

タイは国民の95%が仏教徒で信心深く、それが色彩文化にも色濃く反映されています。ワットプラケオは黄金に輝いていますが、タイでは黄色と緑色は仏教の色とされています。また、タイでは曜日によって色が決められていて、月曜:黄色、火曜:ピンク、水曜:緑、木曜:オレンジ、金曜:青、土曜:紫、日曜:赤となっており、曜日占いも盛んです。

太陽光線の違い

タイと日本は緯度差が22度もあり、地上に届く太陽光線の特性が違います。タイは鮮やかな色が映える地域となっており、人々のファッションも日本より鮮やかな傾向にあります。何となく日本で着ていた黒や紺が重たく感じてしまうのも、日差しの違いが関係しているのです。せっかくのタイ生活、鮮やかな色を取り入れてファッションを楽しんでいきましょう。

PERSONAL COLOR
12シーズンとは? あなたに似合う色は?

パーソナルカラーのこと

パーソナルカラーが日本で広まり始めたのは1980年代の頃。すでにその歴史は30年もあり、様々な雑誌やTVなどで取り上げられ、ほとんどの方は聞いたことがあるのではないでしょうか? パーソナルカラーとは、その人の個性を引き立てて、最も輝かせて見せてくれる「似合う色」のことです。

生まれつき持っている肌や髪、瞳の色素に調和する色がその人の似合う色で、その色を身に付けることによって肌の色を明るくイキイキと、若々しく見せてくれます。

パーソナルカラー12シーズンとは?

まず、従来の4シーズンのパーソナルカラーは、温かみを感じさせる黄味を帯びた色がイエローベースと全体的に青味がかっている色がブルーベースの2つに大別されます。

さらにイエローベースの中には、明るい春の色を思わせるスプリングタイプと、深い秋の色を連想させるオータムタイプがあり、ブルーベースには優しい初夏の色を感じさせるサマータイプと鮮やかな冬の色を象徴するウィンタータイプの4つのシーズンに分類されます。

更に12シーズンでは、色の三属性(色の明るさの度合い、色の鮮やかさの度合い、色味の違いなど)によって細かく分類されていきます。

顔映りの変化を見てみよう!

まずはブルーベースとイエローベースで顔色の違いを見てみましょう。似合う色を顔の近くに持ってくると肌や髪にツヤ感が出て、目の印象も違い、全体的にイキイキとして見えます。逆に似合わない色だと表情が固く見え、顔に影が入って不健康な印象になってしまいます。

好きな色と似合う色が違う方もいますが、似合う色が分かると顔映りがよくなり、自然とまわりの方からの反応もよくなるので、だんだん似合う色を活用するようになっていきます。よく「買ったけど一度も着ていない洋服がある」という方は、その服の色が自身の色素に似合っていないことが原因だと考えられます。色は顔回りへの影響が大きいので、首から胸下あたりまでは似合う色を選ぶのが重要。色を効果的に使って第一印象をアップさせましょう。

ブルーベースの方

青みを帯びた色味が色素にマッチしていて、クリアに見えます

イエローベースの方

黄みを帯びた色味が色素にマッチしていて、イキイキと見えます

似合う色と似合わない色との比較

ブルーベースでLIGHT SUMMERタイプの方の場合は明るい色のストールを顔回りにもってくると、お顔がスッキリと見え、小顔に見えます。上品な雰囲気にもマッチしています。右側のエスニックなDEEPカラーのストールはお顔が暗く、膨張して見えます。

イエローベースのTRUE AUTUMNタイプの方の場合はDEEPなオレンジカラーがお顔をイキイキと見せてくれます。右側のパステルカラーのストールはお顔に影ができて、不健康そうに見えます。

まずは自分の色素をチェックしてみよう!

外見の特徴

肌色の分類

日本人の肌色はYRを中心にR~Yの範囲に分布しています。

肌の色

大別すると「オークル肌(黄みの肌)」「ピンク肌(ピンクみの肌)」に分類されますが、中庸の人もいます。

肌の質感

皮膚が薄くて繊細か、厚みがあってしっかりしているか、というような肌の質感も似合う色を決める要素のひとつです。

外見の特徴

髪色の分類

髪の色はブラック、ダーク~ライトブラウン、白髪の混合によるグレー系のバリエーションがあります。

 

外見の特徴

瞳の色の分類

瞳の色はブラック、ダーク~ライトブラウン系、モスグリーンなどがあります。また白目は青みや黄みを帯びていることもあります。

虹彩の色

いわゆる黒目のことで、日本人は茶色やグレーがかった人が多い。明るい茶から暗い茶まで幅広くあります。

虹彩の明るさ

虹彩が明るいか暗いかを判断する基準は瞳孔で、虹彩の真ん中にある穴のことを指す。瞳孔がはっきり黒く見える場合は、まわりの虹彩が明るいといえます。

PERSONAL COLOR
12 SEASON

 

パーソナルカラー12シーズンは従来の4シーズンを更に細かく分類しています。

スプリングの中でも、最も鮮やかな色が似合うのがBRIGHT SPRINGでBRIGHT WINTERと共通の色もあります。最も明るくライトな色やパステル調が似合うのがLIGHT SPRINGやLIGHT SUMMERです。

また、最も黄みがかった色や温かみのある色が似合う人はイエローベースの典型、TRUE SPRINGやTRUE AUTUMNです。

サマータイプの中で、穏やかでソフトな色が似合うのは、SOFT SUMMERで、SOFT AUTUMNと共通の色もあります。

最も青みがかったクールな色が似合うのは、ブルーベースの典型、TRUE SUMMERやTRUE WINTERです。

深みのある暗い重厚な色が似合うのはDARK AUTUMN、DARK WINTERです。

それぞれどんな特徴になるのか、色見本とイメージを確認していきます。自身の持って生まれた色素とどのシーズンがマッチするのか? イメージしてみてください。

パーソナルカラー12シーズンは従来の4シーズンを更に細かく分類しています。

スプリングの中でも、最も鮮やかな色が似合うのがBRIGHT SPRINGでBRIGHT WINTERと共通の色もあります。最も明るくライトな色やパステル調が似合うのがLIGHT SPRINGやLIGHT SUMMERです。

また、最も黄みがかった色や温かみのある色が似合う人はイエローベースの典型、TRUE SPRINGやTRUE AUTUMNです。

サマータイプの中で、穏やかでソフトな色が似合うのは、SOFT SUMMERで、SOFT AUTUMNと共通の色もあります。

最も青みがかったクールな色が似合うのは、ブルーベースの典型、TRUE SUMMERやTRUE WINTERです。

深みのある暗い重厚な色が似合うのはDARK AUTUMN、DARK WINTERです。

それぞれどんな特徴になるのか、色見本とイメージを確認していきます。自身の持って生まれた色素とどのシーズンがマッチするのか? イメージしてみてください。

鮮やかな色が似合う方と穏やかな色が似合う方の特徴

鮮やかな色が似合う方の特徴は、肌や髪にツヤ感があり、目の印象も白目と黒目の境目がハッキリしていて目がキラキラしている方。ビビットで華やかな色が似合います。

穏やかな色が似合う方の特徴は、肌や髪はマットな質感で、目の印象も穏やかな印象の方。スモーキーな柔らかい色が似合います。

鮮やかな色が似合うタイプ

Bright Spring

Bright Winter

穏やかで柔らかい色が似合うタイプ

Soft Summer

Soft Autumn

明るい色が似合う方と深い色が似合う方の特徴

明るい色が似合う方は、肌の色が白く透明感があり、髪はソフトなブラウンやブラックで柔らかい質感。目の黒目の部分が明るいブラウンカラーの方。ライトでパステル調の色が似合います。

深い色が似合う方は、日焼けした肌色で、髪や目の色もダークなブラウンやブラックで深みのある印象。目力も強いのが特徴です。全体的に深くて強い色が似合います。

明るいパステル調の色が似合うタイプ

Light Spring

Light Summer

深くて強い色が似合うタイプ

Dark Autumn

Dark Winter

イエローベースが似合う方とブルーベースが似合う方の特徴

イエローベースは、肌がオークル系で髪や目の色もブラウン系なのが特徴。黄みがかった暖かみのある色が似合います。

ブルーベースは、肌がピンク系で、髪や目の色はソフトブラックやブラック。全体的に青みがかったクールな色が似合います。

黄みがかった暖かい色が似合うタイプ

True Spring

True Autumn

青みがかったクールな色が似合うタイプ

True Summer

True Winter

似合う色が分かると洋服選びが楽しくなる!
パーソナルスタイリング

似合う色がわかったら早速ショッピング。色だけでなく、柄や形も、どんなものが似合うのか? 具体的に数多くの洋服を試着しながらじっくりプロのアドバイスを受けられるサービスが、セントラル百貨店チットロム店で行われています(無料)。沢山の売り場から似合う服を選りすぐり、専用ルームに集約してじっくり試着、スタイリングのアドバイスを受けることができます。日本の百貨店では富裕層に向けた有料サービスですので、バンコクにいる間にぜひ利用してみて!カラースタイリストの田岡道子先生は、こちらで専属スタイリストとしても活躍しています。日本語でアドバイスが受けられるのは、タイではここだけ。

by WOM 編集部

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