特集記事 サイアムタカシマヤ開店

サイアムタカシマヤ開店

3分でわかる 高島屋ヒストリー

1831年(天保2年)

今から約190年前、初代飯田新七が京都に間口4.5mの小さな古着・木綿商(屋号:髙島屋)を開店。

1912年(明治45年)

三代飯田新七が京都烏丸店を最新式鉄筋による本建築に改築。商業施設としては日本初の鉄筋コンクリート3階建てとなっており、耐火耐震設備を完備。貿易店や美術織物の陳列場を併設した総合的店舗となった。

1933年(昭和8年)

東京日本橋店開店。三越、松坂屋、松屋が立て続けに開店した当時、髙島屋は「同じ造るなら最高のものを」と、建築デザインを公募し、工学士高橋貞太郎氏の作品を採用。地下2階、地上8階の鉄筋コンクリート造りで、1階ホールの柱はイタリアから取り寄せた大理石張り、天井には豪華なシャンデリアを3本吊るし、当時、三井本館とともに贅を尽くした2大建築物と言われた。2009年には百貨店建築初の国の重要文化財に指定される。

サイアムタカシマヤ

象のいる百貨店

1950年(昭和25年)

戦後復興を遂げていく中、日本橋店屋上にタイ王国から買い受けた子象、「高子ちゃん」が登場。公開初日には約17万人が押し寄せる。4年後、上野動物園に引き取られるまで人気の的となり、アメリカの雑誌に「象のいる百貨店」と紹介された。

1969年(昭和44年)

百貨店と専門店が同居するという、かつてないコンセプトを掲げた、玉川髙島屋S・Cが開店。23,700㎡の駐車スペースとボーリング場施設をもつ国内初の本格的米国型のショッピングセンター(S・C)であった。車社会を先取りし、新興住宅地を取り込んだ玉川髙島屋S・Cは、今の日本のS・Cの先駆け、手本となった。

1993年(平成5年)

初の本格的な海外店舗となるシンガポールタカシマヤ開店。その後、台北、ホーチミン、と海外店を展開し、2018年(平成30年)タイ・バンコクにサイアムタカシマヤ開店。「タイの最高と髙島屋のフュージョン」をコンセプトに、「日本の良いもの」を各階に集積し、タイの新しいライフスタイルを提案。

創業時の風情を残す京都烏丸店(明治中期ごろ)

京都烏丸店の新築

東京日本橋店の開店

玉川髙島屋S・Cの開店

シンガポールの開店

サイアムタカシマヤ

サイアム高島屋へようこそ!

 2018年11月10日、サイアムタカシマヤがいよいよバンコクに誕生しました。

 タイで、「日本の良いもの」をタイの皆様にお届けします。

 髙島屋と言えば、子連れママ御用達の二子玉川のS・Cや、格調高い日本橋店、また、横浜、名古屋、大阪と地元で通っていた方も多いのではないでしょうか?

 今回は、日本の髙島屋でお馴染みのお店から、タイ初出店となる日本ブランドまで、サイアムタカシマヤでチェックすべきお勧めショップをご案内します。

G階インフォメーション。帽子にジャケット、という老舗百貨店ならではのきちんとした印象のユニフォームが素敵

4階ツーリストカウンターでは、免税手続きや、ツーリストカード(対象ブランドの買い物が5%オフ)の発行を行っています。また、同じく4階カスタマーサービスカウンターではベビーカーの貸し出しも

G階食品売り場にある冷蔵機能付きロッカーは、サービスカウンターで鍵をもらえば利用可能。日本の高島屋でも同じサービスを実施しています

サイアムタカシマヤ巡り その1

 

素敵奥様御用達! ローズダイニングで極上ランチ

サイアムタカシマヤ きっしゃん大阪発祥の和牛しゃぶしゃぶ・すき焼き店。ランチではお得に高級和牛を楽しむことが出来ます

静岡・浜松の鰻店。品質にこだわった美味しい鰻料理を提供しています。うな重980バーツから

サイアムタカシマヤ寿司政小樽のお寿司屋さん。身の締まった北海道産の魚介を思う存分楽しんで。ランチ1,200バーツから

サイアムタカシマヤ竹若天ぷら、刺身、肉料理、蕎麦など和食の定番料理が揃っており値段も手頃。豪華な盛りの天丼が人気

サイアムタカシマヤ京都三条にある有名とんかつ店。人気の湯葉巻きかつ、大海老フライはヒレかつとセットで480バーツから

サイアムタカシマヤKAMUI HOKKAIDO DINING北海道風鉄板焼きと創作和食の店。お洒落なファインダイニングの雰囲気で、個室もあるので会食にもお勧め

サイアムタカシマヤ TimHoWan香港のミシュラン飲茶レストラン。ここではサイアムタカシマヤ限定メニューも登場

G階フードコートにもタイ初出店のお店があります!

麻布茶房

柚子や抹茶といった和風ジェラートとドリンクをサーブ

肉料理専門店「スギモト」

Hakone

おでんと麺類のお店。「おでんうどん」がオススメ

旭川ラーメン「梅光軒」

サイアムタカシマヤ巡り その2

 

高島屋顧客お馴染みの生鮮食品3軒を回る

中島水産

「おいしいおさかな」を提供し続けることにより、「人々の健康」と「豊かな食文化」の実現に貢献することを理念に掲げています。

サイアムタカシマヤでは、寿司が一貫10バーツから購入できる売り場が大人気! 「タイで最もコスパの良い寿司」と評判です

スギモト

創業明治三十三年。尾張名古屋の老舗精肉店。日本一のお肉屋さんを目指し、世界でも和牛の美味しさを広めるべく活躍しています。

極上のお肉を家庭で楽しんでもらうため、お好みにあわせてオーダーカット。黒毛和牛の切り落としを安価でパック売りしているのも嬉しい!

サンフレッシュ

鮮度と旬にこだわり、味を追求。青果の老舗がタイ初上陸! 独自のネットワークで本当に美味しい選りすぐりのフルーツが店頭に並びます。

オープニング時には、日本産の高品質な柿とりんご、シャインマスカットなどが目玉商品として並びました。全て日本から空輸しています

手土産はG階で買おう!

タイでバラの包装紙に包まれた手土産を買えるようになったのも、贈り物好きな方には嬉しいですよね。UG階には、タイ初出店となるユーハイムや資生堂パーラーを始め、北海道どさんこプラザ、出来立てのどら焼きが買える巌邑堂(がんゆうどう)など、名店が揃っています。

ユーハイム店頭は、職人が作業している姿を見ることが出来ます。ホールのバウムクーヘンは180バーツから

広々としたスペースを持つ北海道どさんこプラザ。夕張メロンゼリーが人気

二木の菓子もタイ初出店。グラム売りコーナーがタイ人にも人気

神戸北野の洋菓子店、アンテノール。フィナンシェやクッキーなど、手土産に最適なものが見つかります

サイアムタカシマヤ巡り その3

 

デパートに行ったらコスメカウンターめぐりは欠かせない

セーレン×髙島屋コラボの、天然繭成分「セリシン」を使用したdearmayukoを始め、京都KOTOSHINA、メナード、貝印のコスメツールブランドKOBAKOなどが出店。

dear mayukoの人気商品は、イノセントスキンセラムとシートマスク。うるおいに満ちたすこやかな肌“イノセントスキン"を実現します

サイアムタカシマヤ巡り その4

 

ファッショニスタに朗報!タイ発ブランド続々登場

1階レディースファッションフロアには日本の人気ブランドが登場!

ファッションリーダー御用達のSNIDEL(スナイデル)

エレガントさの中にモードを取り入れた「タエ・アシダ」

上質なお出掛け着FRAY I.D(フレイアイディー)を探すならデザイナーズブランドセクションへ

一目で上質と分かる「ジュン・アシダ」、フォーマルな席にいかが?

お受験スーツでお馴染み「ユキ・トリヰ」のプレタコレクション

他にもまだある、オシャレをブラッシュアップする注目店!

1階アデランスでは、薄毛の悩み相談はもちろん、簡単に髪型をチェンジできる高品質なお洒落ウィッグも販売中。まるで地毛のように馴染むのが凄い! また、G階にはHANANINGEN(ハナニンゲン)でお馴染みのGANONが出店。プロフィールにしている人も多い花を頭に飾るサービスは写真撮影3カット付きで1,000バーツから

サイアムタカシマヤ巡り その5

 

憧れジュエリーブランドでプレゼントをおねだり

タイのジュエリーブランドのデザインがなんとなくピンとこなかった方必見! 上質な日常使いのジュエリーを提案する「Va ヴァンドーム青山」とエテルノシリーズでお馴染みの「ポンテヴェキオ」、時が経っても身につけられる普遍的で洗練されたデザインの「高田宝飾」が2階に出店しています。

ポンテヴェキオのハート型誕生石ネックレス。価格は1万2,000バーツ程度と日本と変わりません

世界の産地から見極めた質のいい石、こだわりの精巧な造形美。「高田宝飾」は宝石と真面目に向き合ってきた老舗ジュエラーが贈る、本物、上質を知る女性のためのジュエリーブランドです

さらに、注目を浴びているのがスイーツをアクセサリーにした「Q-POT.」。人と人とをつなぐコミュニケーションツールとしてのアクセサリーをコンセプトにタイ初出店! 身に着けている人も、見る人も楽しくなるポジティブアクセサリーです。

「Q-POT.」のアクセサリーショップは2階。アイコンサイアム側からもアクセスしやすい位置にあります

同じく2階にある「Q-POTCAFE.」。アクセサリーが本物のスイーツになって登場します。お勧めはタイでしか手に入らない限定アクセサリー“サワディーアイスクリーム"のスイーツ

サイアムタカシマヤ巡り その6

 

旦那様へのプレゼントもサイアムタカシマヤで選ぼう!

3階メンズフロアより、名古屋の老舗服地ブランド「御幸毛織」。セミオーダースーツは2万バーツから

靴売り場で見つけたのはデザインと機能性、履きやすさを追求した「マドラス」。日本製で価格は1万バーツ程度から

「ジャパンセレクト」にはモノ作りにこだわるカジュアルブランドが集まっています

こちらもオススメ

メンズフロアにある「STANDALONECAFE」ではレモンソーダコーヒーなど、旬なドリンクをサーブ

4階リビング売場にある「東京西川」もタイ初出店。雲の上に乗っているような寝心地のマットレス「Air」がここで買えます!

※記載のメニュー・価格などの情報はWOM本誌掲載当時のものであり、予告なく変更になる場合があります。

by WOM 編集部

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