コラム MEN’S WOM 第35回號一郎 GoIchiRo

第35回號一郎 GoIchiRo

◎案内人: 大久保剛志 (おおくぼごうし)

バンコクで牛たん定食を味わう

トンロー「DONKIモール」3階に仙台牛をコースで楽しめるお店がオープン! ランチ限定で牛たん定食をサーブしています。実はこちらの店、宮城県出身のGoshi選手が何年も前から「バンコクで牛たんが食べたい」と構想を重ねていたところ、ベガルタ仙台ジュニア時代からの友人であり、青森で建設業会社を経営している細川氏がタイ進出の一手として出店を決めた、という背景があります。仙台市の協力とシェフである吉田氏の努力も加わり、会心の牛たん定食が出来上がりました。

Goshi「いよいよオープンですね!」
細川社長(以下細川)「色々とご協力ありがとうございます」
Goshi「まず、ディナーのおまかせコース(4,990バーツ++)はどんな内容になっているんですか?」
細川「宮城の美味しい米を餌に混ぜて育てた仙台牛を使った、しゃぶしゃぶ、すき焼き、グリルなどを含む12コースなんだけど、基本的にメイン以外は、その日の仕入れによってシェフがメニューを組んでいます。元フレンチシェフということもあって、繊細で丁寧な仕事をしてくれています。また、12コースは多い、という方の為に品数を減らした、2,990バーツ++と手頃なコースもあります。食べられない物があれば違うものに差し替えることもできるし、アラカルトメニューもあるので、まずは気軽にいらしてみてほしいです」

Goshi「ランチには、僕を始めバンコク在住の日本人の皆さんが心待ちにしていた牛たん定食が食べられるというのも朗報です! シェフは牛たんについてかなり研究をしたそうですね」
細川「そうそう、昨年は仙台じゅうの牛たん屋さんを回っていたよ(笑)」
Goshi「しかも値段が手頃ですよね。今、日本の牛たん屋さんはどんどん値上げしていて、とろろもオプションっていう店が多い」
細川「そうだね、3,000円ぐらいが相場だよね。號一郎では、500バーツの牛たん並定食と、650バーツの厚切り牛たん上定食を用意しているんだけど、どちらもスープ、小鉢、とろろが付きます。特に厚切り牛たんがおすすめ! ぶ厚いのに柔かくて、炭火の香りが食欲をそそります」
Goshi「店舗のデザインは細川さんの会社でされたんですよね?」
細川「はい。シックな大人の空間に仕上げました。カウンターは全14席で、他に個室(6名)も用意しています。ディナーは2部制の完全予約制ですが、まだオープンしたてなので、今ならウォークインでいらしていただいても、席が空いていればアラカルトで牛たんやビーフカレーなど、お楽しみいただけます。グラスワインも200バーツからと手頃ですし、シェフも若くて優しい人なので、臆せずにご利用ください)」