コラム MEN’S WOM 第29回 バンコク病院BASEM

MEN'S WOM

第29回 バンコク病院BASEM

◎案内人: 大久保 剛志(おおくぼ ごうし)

WOMの読者は女性が多いけれど、毎月のアンケートに答えてくれる男性も多いんです! 最近は単身赴任やシングルの若い男性も増えているバンコク駐在員事情。今どきのお洒落な日本人男性に、おすすめ情報をお届けします。

スポーツが趣味のメンズは体のメンテも大切に

東南アジアで唯一、FIFA(国際サッカー連盟)の認定するメディカルセンターがバンコク病院にあります。大久保選手も実際に利用したことがあるというこちらのセンター。怪我の治療だけでなく、予防、リハビリ、栄養管理、そして心理学的なアプローチも行っています。

今回はスポーツ専門医のアナン先生にお話を伺いました。

 

Dr. Anand Vichyanond (アナン・ウィチャヤノン)

医学博士号を取得後、大阪医科大学で1年間研修。スポーツ整形外科医(膝・肩内視鏡外科専門)、ロイヤル・バンコク・スポーツ・クラブ(RBSC)テニスチームキャプテン

 

BASEM: Bangkok Academy of Sports and Exercise Medicine

Goshi「いつもお世話になっています。スポーツによる怪我について、改めてお伺いしたいのですが、宜しいですか?」
アナン先生(以下アナン)「スポーツによる怪我には大きく分けて2つあります。ひとつは使い過ぎによる疲労で起こるもの。たとえば、ゴルフ肘やテニス肘などはこれにあたります。もうひとつはアクシデントによる怪我です。怪我や不調に繋がる大きな原因のひとつが準備運動不足。急激な運動の前にはきちんとストレッチを行うことが大切です」
Goshi「なるほど。怪我は本当に怖いです。もし前十字靭帯(ACL)を切ったりしたら、絶望的な状況になります…」
アナン「私は膝と肩の内視鏡外科専門なので、ACLの手術も行いますが、その後のリハビリも含め、スポーツ選手が少しでも早くスポーツに復帰できるようサポートするのがBASEMです。もちろんスポーツ選手だけでなく、一般の方の診療も行っていますので、年齢に関係なくスポーツを楽しみたい人、健康な体づくりをしたい人、生活習慣病など持病の改善を目指して運動したい人など、患者さんの層は幅広いんですよ」

反重力トレッドミルは初体験の大久保選手

アナン「早速ですが、少しリハビリの体験をしてみましょう。ひとつは反重力トレッドミル(AlterG)。NASAで生まれた技術を使用し、体重の負担を軽くして歩行訓練を行う機械です」
Goshi「うわ! 身体が浮いてる感じですね! 雲の上をあるいてるみたい」
アナン「下半身が無重力状態になって、体重が80%軽くなったのと同じ状態になるんですよ。そして、もうひとつは等速性筋力測定(アイソキネティック)です。BIOTEXという多用途筋機能評価運動装置を使用し、膝関節の伸展屈曲に関わる筋力を測定します」

等速性筋力測定(アイソキネティック)の様子

広報のShinjiさん「今回、これらのリハビリを含めたプログラムのプロモーションがあるので、ぜひチェックしてくださいね」
Goshi「MRI検査も興味ある方が沢山いると思います。今日はありがとうございました!」

メンズワムプロモーション

❶スポーツパフォーマンス 3,700バーツ 

※診察の上、トレーニングや施術を選びます

❷MRI検査 10,000バーツ 

肩や膝の痛みがある方はMRIを撮ることで痛みの原因を特定でき、その後の治療がスムーズになります

 

※2022年12月31日まで

※記載のメニュー・価格などの情報はWOM本誌掲載当時のものであり、予告なく変更になる場合があります。

お問い合わせ・ご予約

バンコク病院BASEM

HP

バンコク病院 D棟5階
2 Soi Soonvijai 7, New Petchburi Rd.

電話: 02-310-3257 (日本語)
02-310-3000 (代表)
HP: バンコク病院ジャパン・メディカルサービス JMS

メールでお問い合わせ

大久保 剛志(おおくぼ ごうし)

宮城県出身。ベガルタ仙台、モンテディオ山形などを経て、バンコク・グラスFCへ。その後、PTTラヨーンFC、京都サンガFC、MOFカスタムユナイテッド、ネイビーFCなどを経て、現在バンコクFCに所属。みやぎ観光PR大使。YUKI FOOTBALL ACADEMY 主宰

IG: goshi40

関連記事...

バックナンバー情報..