コラム タイ野菜でべジフルライフ 第199回 レモンバジル(メーングラック)

タイ野菜でべジフルライフ

第199回 レモンバジル(メーングラック)

レモンバジル/ヒメボウキ
Lemonbasil/Hairybasil
แมงลัก (メーングラック)

2026年、みなさんはどんな一年にしたいでしょうか。私は4月をもって夫婦で仕事を離れ、完全にフリーになります。第二の人生はタイ生活だと思ってきましたので、これからは“第三の人生”のスタートです。長年の夢だった「暮らすように旅する」を実現したいと考えています。そうした事情から、この連載も3月までとさせていただきます。旅立ちを前にセミナーを続けて開いており、12月はバジルとパクチーがテーマでした。今回は、そこで特に好評だったメーングラックをご紹介します。

メーングラックガスパチョ(2人分)

  • メーングラック(葉) … 約30g
  • キュウリ … 1本
  • タマネギ … 1/8個
  • タイセロリ … 2本
  • ご飯(大麦など雑穀でも可) … 大さじ大盛2
  • ニンニク(お好みで) … 1片
  • ヨーグルト … 大さじ4
  • オリーブオイル … 大さじ1
  • 塩 … 少々
  • 胡椒 … 少々
  • トマトやナッツなど飾り … 適宜
  1. 野菜は一口大に切り、まずキュウリとタマネギをミキサーに入れます
  2. メーングラックは葉を摘んで洗い、タイセロリやニンニクとともにミキサーに加えます
  3. ヨーグルトを入れて撹拌し、滑らかになったらオリーブオイルを加えてさらに混ぜます。乳化したら塩・胡椒で味を調えます
  4. 冷蔵庫でしっかり冷やし、器に盛って飾りを添えます

ガスパチョはスペインの夏を代表する冷たいスープで、通常はパンを加えて作ります。スペインの家庭では冷蔵庫に常備されており、食事としてはもちろん、のどが渇いたときにも飲まれるほど身近な存在です。トマトのイメージが強いですが、トマトがスペインに渡る以前からある料理で、身近な素材で作れます。ここにメーングラックを加えると香りがぐっと上品になり、どんな野菜ともよく合います。ぜひいろいろ試してみてください。

レモンバジル/ヒメボウキ

レモンのように爽やかで上品な香りをもつバジルです。見た目では他のバジルと区別しにくいですが、香りですぐわかります。扱うスーパーが限られているのが残念ですが、市場ではたっぷり、しかも安く手に入ります。

タイでは、カノムチーンの麺料理やスープに惜しみなく使われます。洋風料理とも相性がよく、パンやケーキに加えると驚くほど上質な香りになります。今回はレシピを紹介できませんが、タイのゲーン・リアン風に野菜と鶏肉やエビの洋風スープに加えたり、バナナなどとミキサーにかけてジュースにしたりと、幅広く利用できます。サラダにも使えますが、入れすぎると苦味が出るので、量は控えめがおすすめです。

葉も魅力的ですが、一般に「バジルシード」と呼ばれるのは、このメーングラックの種。低カロリーで栄養価も高く、健康食品としても注目されています。

青澤直子

健幸料理研究家(野菜ソムリエ&雑穀エキスパート)
健幸料理の店 SALADee
491/14-15 Silom PlazaGF, Silom Road

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