ご報告です。岩本麻奈、2025年夏、人生最大のチャレンジに挑みました。
参政党より全国比例区にて、国政(参議院)選挙に立候補。そして、まさかまさかの「当選」。6万票近くもの応援を全国の皆さまから頂戴しました。
この7月20日を境に、私の人生は“また新しい地平"へと歩み始めました。
街頭演説で私の手を強く握り、涙ながらに「ありがとう」と伝えてくれた方。SNSを通じて、厳しい現場から声を届けてくれた医療者たち。そして、暑さの中で毎日私を支えてくれた選対メンバーやボランティアの仲間たち。
その一つひとつの想いが、今も胸の奥で静かに鼓動を打っています。「自分の人生を捧げてもいい」と思えるほどの熱が、この夏の奇跡を生んでくれたのだと思っています。
さて、このタイミングで皆さまにお伝えしなければならないことがあります。このたび、7年半続けてきたコラム「Dr.MANAのセンシュアル・エイジング」を、一旦お休みさせていただくことにいたしました。月に一度、心と身体の感度をつぶやくように綴ってきたこの連載。振り返ればなんと通算90回を越えてました。「センシュアル」という言葉にここまで魂を込め続けることになるとは、自分でも想像していなかった旅でした。テーマは美容、文化、そして人生哲学まで。時には脱線しながらも、常に“人間ってなんて愛おしいんだろう"という視点を忘れずに書いてきたつもりです。
WOM Bangkokという南国の小さな宇宙に、この自由な連載を続けられたこと。それはひとえに、バンコクの暑さ、いえ“モンスーン的多幸感"のようなものが私の中の何かを緩め、書かせてくれたからかもしれません。チャーミングな編集長、高岡さんとのご縁にも心から感謝しております。
今後、私は「医師で政治家」という二足のわらじを履きながら、日本の医療制度、命の在り方、美の意味を、国会の中で問い直していくことになります。
このコラムも、「卒業」ではなく「旅の途中」。
「またいつか、皆さんと“美"について語れる日を楽しみに」
“さよなら"ではなく、“またね"。
Dr. MANA (岩本麻奈)