特集記事 プーケットの最新リゾートホテル Part.2
Point Yamu by COMO

プーケットの最新リゾートホテル Part.2
Point Yamu by COMO

Point Yamu by COMO

225 Moo 7, Paklok, Talang, Phuket, Thailand 83110

Tel: +66 (0) 76 360100

www.comohotels.com/pointyamu

 タイ在住の間に行っておきたいリゾートホテルがまた一軒増えました!

 モルディブの「cocoa(ココア)」やバリ島の「COMO Shambhala Estate(コモシャンバラ・エステート)」、ブータンの「Uma Paro(ウマ・パロ)」など、コンセプトのあるラグジュアリーホテルを世界に展開するコモホテルズ&リゾーツの最新アドレス「ポイント・ヤムー」です。場所はプーケット島の東側、プーケット最後の秘境“ヤムー岬”。海から突き出す隆起岩が独創的な風景を生み出すパンガー湾を臨み、その先にはヤオノイ、ピピ島、クラビ県があります。

 COMO(コモ)のリゾートはホリスティック、ナチュラル、ラグジュアリーといったキーワードで表現される事が多く、かつその所在地に対するリスペクトが感じられます。

 オーナーはハイエンド向けラグジュアリーファッションビジネスを手掛ける有名企業。想像力豊かな建築デザイン、オリジナリティ溢れるインテリア、アメニティデザインは他の追随を許さないものがあります。

アイランドリゾートにステイ!気分を盛り上げてくれる客室

 ターコイズグリーンのタイルに白いファブリック、ナチュラルウッドの家具。まるでハリウッドセレブのサマーハウスのような雰囲気。

 見た目の豪華さより質にこだわり、ラグジュアリーの本質を追求するのはコモリゾートの特徴とも言えます。小さな小物ひとつ取っても、その影響力を重視し、コレという物が見つかるまで妥協せず見つけ出す(もし無ければ作る)…。

 客室担当者の“思い入れ”という名の執念に圧倒されます。

1. 寺院からインスパイアされた大胆な装飾のロビー。天井からはロブスターキャッチャーを模した照明が

2. 真っ白なプライベートダイニングルーム。ここだけヨーロッパ調なのが面白い

3. 岬の眺めを堪能するならこの一角

4. シュノーケリングもできる離島への無料送迎サービスがある

5. レストランの壁一面に皿!

6. プールサイドの夕暮れ時。ちなみにメインプール(写真トップ)は全長100mというビッグサイズ

7. ノスタルジックな雰囲気のダイニングコーナーに遊び心を感じる

8. 123平米の「Verandah Pool Suite」。リビングに配された大きなソファには波柄をあしらったクッション

9. こだわりのバスルーム。こちらは横長タイプのバスタブ。子供連れでステイするとキッズサイズのバスローブを用意してくれる、それがまた可愛い!

10. 空間デザインの一部になっているベッドも非日常感があっていい

11. プライベートプールは空中に浮かぶインフィニティプール。この部屋にいると、ここがタイであることを忘れてしまう。プーケットに行く理由が「ポイントヤムーのスイートで過ごす為」というリゾーターが増えそう!

部屋カテゴリーは10種類以上
さらにプールヴィラも建築中

 客室は眺望の良い45平米の「Bay Room」から個性的なスイートルームまで 10種類以上のカテゴリーに分かれています。さらに戸建てのプールヴィラを建築中。

  インテリアは写真のターコイズグリーンの他、ラピスラズリのような濃いブルーのタイルの部屋があります。こちらは「Bay Pool Suite」の様子。

海に繋がるようなインフィニティプールを眺めるリビング

13. デッキチェアがソファー、しかもボーダー柄なのがお洒落

12. こちらのバスタブは円形

14. 寝室からも海を一望 

15. バスアメニティは全室コモシャンバラの商品。スッキリした香り

16. お供え用のアルミの器にお菓子や小物が入っている

17. レターセットが可愛すぎて思わず手紙を書いてしまいそう

18. ミニキッチンにはネスプレッソマシーンとレトロな湯沸かし器

ユニークなインテリアのイタリアンダイニング「La Sirena」

 レストランとバーは全長100mというインパクトのあるインフィニティプールの隣に3軒並んでいます。 朝はこちら「ラ・シレナ」のヘルシーな朝食でスタート!

  パンケーキや卵料理などをアラカルトメニューから選び、サイドメニューはビュッフェとなります。お好みのブレッドを炭火で焼いてくれるサービスが嬉しい!普通の食パンが驚く程香ばしく美味しいパンに。

 コモリゾートの朝食はどのディステネーションでも、健康志向なだけでなく味のレベルが高いと評判。

 ちなみに最も身近な“COMO”はバンコク・サトーンにある「Metropolitan by COMO」です。

朝食のお勧めはこちら「タイスタイルベーコン&エッグス」

ランチは本格イタリアンを楽しむ!

 地元産の新鮮な魚介と野菜を使ったイタリアン。 美味しい思い出が旅をいっそう楽しい記憶にしてくれます。

写真は全てアラカルトメニュー。爽やかな色あいのブルークラブサラダや季節の野菜のローストサラダ、近海産の美味しい海老にイカ墨のリングイネ、新鮮なプーケットマグロのシチリア風からデザートまで、どれもクオリティが高い! 日替わりメニューは特に注目

ご当地プーケットの料理「Nahmyaa Thai Restaurant」

 ジャンルはタイ料理ですが、メニューを見ると見慣れない名前がずらり。こちらは地元プーケットの料理とタイ南部料理をメインにサーブしています。

 金色の壁に大きな金魚が描かれ、泡をイメージしたガラス玉の照明がたくさん吊り下げられたインパクトのあるインテリアが印象的。

 料理は甘さと辛さのバランスが絶妙なプラナカン料理の流れをくんでおり、日本人の口に合います。タイ料理が苦手、という方もぜひトライしてみて!

1. プーケット野菜のオイスター炒め

2. スモークダックサラダのワッフル、絶品です!

3. グルーパーの丸ごと揚げ、甘酸っぱいソースで

4. サパムヌードル(太めの卵麺)、オーガニック卵のせ

5. 南部風グリルチキン

6. 蝶豆の花のヌードル、タロイモ、アイスクリーム、氷などが入ったタイデザート

憧れの「COMO Shambhala Retreat」で過ごす半日

 インドネシア・バリ島はウブドにあるホリスティックリゾート「コモシャンバラエステート」が発祥のコモシャンバラリトリートは、心と体、幸せと健康、人と自然の調和、といった現代人が人間らしさを取り戻す手伝いをするという位置付けとしてのスパを提案しています。 スパ、ビューティ、ヘルシーを超えた超えた “Well-being”という概念。 コモシャンバラはそれに共感する世界中の女性たちに支持されています。

13 トリートメントルーム。窓の外には穏やかな海の風景

14 レセプション

15 施設内にヨガスタジオやジムがあるせいか、スポーツ選手の控室っぽいインテリア

16 屋外にはハイドロテラピー用のプールが

17 コモシャンバラのプロダクトは自宅用はもちろんプレゼントにも人気

建築は最新トレンドのミュージアムスタイル
切り取りたくなる風景がいっぱい!

 「Point Yamu by COMO」の建築はイタリア人デザイナーPaola Navone氏によるもの。タイの仏教とプラナカン文化からインスパイアされたインテリアが特徴的です。 また、岬というパノラマビューの風景にふさわしい、ワイドな空間を意識した造りになっており、その大胆で思い切りの良いデザインはまるで博物館や美術館を思わせます。

 リゾートホテルという場所を使ってゲストにその土地の文化や歴史、美術まで見せてくれる。ステイするだけじゃ終わらない、それがコモのリゾートです。

18 面白い壁のデザインが何か所かあります。こちらは鱗のようなデザイン

19 客室の回廊はまさにミュージアム

20 ヤムー岬の風景を堪能できる一等地をリラックススペースにしてあるのが嬉しい

21 地中海のリゾートをイメージしたバーも素敵

22 夕暮れ時のプールエリアはライトアップが綺麗 

23 何でもない場所も空間演出が洗練されている 

24 大きな扉の向こうはプライベートダイニングルーム

25 この回廊を進んだ先に海とプールの青い風景が広がる

26 思わぬ場所に柱のオブジェ。ハッとさせられる

※記事内に記載の情報は本誌掲載当時のものです。現在までに変更になっている場合もございますので、ご了承ください。

by WOM 編集部

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