幸せの国ブータンを訪ねて – Part.5 – ウマ・プナカ編

特集記事幸せの国ブータンを訪ねて – Part.5 – ウマ・プナカ編

幸せの国ブータンを訪ねて – Part.5 – ウマ・プナカ編

　シンガポールのホテルグループ、コモがブータンの古都プナカに２軒目のホテルをオープンさせました。以前WOMの特集では、空港にほど近い街パロにある同グループのホテル"ウマ・パロ"をご紹介しましたが、こちらは首都ティンプーから車で３時間。標高の低い温暖な地域にあります。ブータンで最も美しいゾン（城塞）として有名なプナカゾンを中心に、二つの大きな川と緑の山々に囲まれた美しい街、プナカ。是非この場所でゆっくりラグジュアリーホテルに滞在してみたい・・・という方にオススメの一軒です。

　ブカリとは、ブータン語で暖炉という意味を持ちます。オシャレで洗練されたコモグループのホテルらしく、レストランの料理はどれを選んでもフォトジェニック。メニューはインターナショナルフード、スパキュイジーヌ、ブータン料理となっており、ルームサービスも可能。野菜は現地プナカで生産された新鮮なものを使用していますが、ブータンでは珍しい野菜類も、ホテルで独自に栽培しているのだとか！世界のコモホテルを統括するヘッドシェフが定期的に訪れ、クオリティの維持とメニューの開発を指揮しているため、ブレがなく、いつでも美味しい料理を提供しています。

　10室ある客室は全てヴィラタイプ（One Bedroom Villa１部屋、Two Bedroom Villa１部屋、Valley View Room８部屋）。全ての部屋が渓谷ビューとなっており、とにかく眺めが素晴らしい。ウッド調の広々としたリビングには温暖なプナカとは言え冷え込む時期もあるため薪ストーブが置かれ、いかにも山のリゾートという雰囲気。また寝室の壁にはチベット仏教画からインスパイアされたブータンらしい絵が描かれています。一部の部屋にはベランダが付いており、そこから見渡すプナカの風景はまた格別。スモールホテルだけあってスタッフのサービスも行き届いており、滞在中常に"特別感"を感じとることができます。

　写真の「Two Bedroom Villa」は、最大4名まで宿泊が可能（キングサイズベッド x 1、ツインベッド x 1）、部屋の扉を開けると開放感のあるリビングルームが広がり、さらにその奥のテラスからはモチュー川渓谷の絶景が一望できます。お部屋ではルームサービスメニューがオーダーできるので、テラスで食事をとるゲストも多いそう。ハネムーンやお誕生日などの特別な日には、ロマンチックなディナーを演出可能