コラム 元BANGKOK駐妻通信 第32回 人生の一大イベントをタイで

元BANGKOK駐妻通信

第32回 人生の一大イベントをタイで

バンコクに住んでいたのは2018年10月から2021年1月末の2年3ヵ月。この間に「結婚式」「出産」と人生のビッグイベントを経験し、バンコク生活は一生の思い出となりました。また、様々な縁に巡まれ、素敵な出会いに本当に感謝しています。
 バンコク生活の始まりは、新婚生活のスタートでもありました。生活の変化や言葉の壁、全てが手探りでしたが、常に新しい発見があり、刺激的な毎日でした。
 結婚式はプーケットにて。家族と友人を招き、海と自然に囲まれたホテルで式を挙げました。3階建ての大きなヴィラに皆で泊まって、式の後に友人たちと思い切って服のままプールにダイブ!そんなエピソードもタイ挙式ならではです。最後の1年はコロナ禍で日本から家族や友人が遊びに来る事が出来ず、今となっては尚更貴重な時間だったと思います。
 その後にバムルンラード病院で出産。海外での出産にはあまり抵抗がなく、貴重な経験になるかな、くらいの気持ちでいましたが、そう思えたのも主治医の先生や通訳さんが親切だったこと、そして何より心の支えとなってくれたバンコクでの友人・先輩ママさん方のおかげだと思います。
 友人の存在なくして成り立たなかったバンコク生活。バンコクに到着した次の日から張り切って通い始めたタイ語教室のクラスメイトたちとすぐに仲良くなり、バンコク生活は出だしから縁に恵まれていました。その後タイ料理やベンジャロン焼き、カービングなどの習い事を通して輪が広がり、友人たちとの思い出は数え切れません。また、偶然にも高校の同級生や留学先での友人、学生時代のアルバイト仲間ともバンコクで再会し、新たな交流が始まりました。同じタイミングでバンコクに住むなんて、微笑みの国タイが巡り合わせてくれた奇跡だと思っています。さらに現在、バンコクで出会った友人が本帰国後もご近所さんに!バンコクでのご縁はまだまだ続きそうです。

松井あさみ

渡タイ前はメーカー勤務で、在庫管理や韓国語の通翻訳を担当。現在は子育てをしながら韓国語通訳士の勉強中。※韓国オタクですが、バンコクに住んでいる間は韓国のことを忘れるくらいタイ文化にはまっていました(笑)

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