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2006年11月。開港して間もないスワンナプームに降り立った時の、あの不思議な感覚…。今でもはっきり覚えています。ふわっと柔らかく、溶けるような感覚。そして街中にあふれるタイの国旗に何故か胸がときめき、バンコクという響きと、Bangkok の文字を目にする度、深い溜息と共にいつでもどこでもあの不思議な感覚に包み込まれるのです。 あー、わたしここにいる、ここにいるだけでなんて幸せなんだろうって何百、いや何万回思ったことか!と、駐在の頃の話をすると決まって、本当にバンコクが好きなんだね、どんな所が好きなの?の流れに。そりゃもう、全てよ。バンコクの全てが愛おしすぎるのよ。 え?全部ー?うん、勿論大変だったし、枕を濡らした夜も数知れず。駐在中は、毎年大きな出来事もあったし…。でも、それを上回る程のギフトをバンコクから頂いているの。と、こんな会話になる度、ますます私のバンコク愛は膨らむばかり。まさに、180 度私の人生を変えたバンコク。バンコクという土地の自然のパワーが私を変えてしまったのです。スっと立ち、無駄のない美しさを纏う蓮。息子の通ったプレスクールの庭に影を落とし、子供達を抱きかかえるようなチャムチュリー。プルメリアにブーゲンビリアは黙って寄り添ってくれ、国花に相応しいゴールデンシャワー、雨季の始まりに真っ赤な絨毯をつくり出すハーンノックユーンファラン。急に空が暗くなり、風が吹きはじめたかと思うと、大地を洗い流す大雨。雨が上がれば木々が輝き出し、トトロの魔法のようにいつの間にか大きくなっている。この自然のサイクルをダイレクトに感じ取れるバンコクが私は大好きです。私も自然の一部なんだと、大きな力に守られている気がします。 今、ジャカルタで同じように自然と共に毎日を過ごしていられるのも、バンコクの木々の神様が、私らしく時間を過ごす方法を教えてくれたから。バンコクの乾季の風のように、なんとも心地よい、私らしい時間なのです。
2006年~2012年、バンコク駐在。日本へ帰国の後、 2018年~ 2021年、ジャカルタ駐在。夫と息子 2人と4人暮らし
Published 2021/09/16 16:40:14 · Updated 2021/09/16 16:50:53
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