暑さもかげりをみせ、日本はやっと秋らしくなってきました。秋冬物を引っ張り出すものの、いざ着てみると「以前はしっくりきてたけど今は気分じゃないな」とか「今のライフスタイルには合わないな」と感じ、それらを手放して、今の私にあうアイテムを揃えている最中です。
ふと考えると、これはキャリアでも同じことが言えると思います。ということで、今日は「キャリアの衣替え」について、3つのポイントをお伝えします。
ひとつめは「手放しをして、最適にする」
サイズアウトした洋服を溜め込んでも、タンスの肥やしになるだけで出番がありません。キャリアも同じで、必要以上に抱え込んだ役割や「~すべき」という思い込みは足枷になりがち。また、過去の職歴や肩書きに縛られて未来の可能性を狭めていたり、まわりの期待に応えようと苦しくなったりしていませんか。手放しをして余白が生まれるからこそ、より自分にあう未来が訪れます。
ふたつめは「新しいアクセントを取り入れてみる」
私は会社員から起業家にシフトしたことで、ファッションもより自由に。カジュアルアイテムも楽しめるようになり、装いの幅も広がってきているように思います。キャリアも同じで、新しい挑戦や出会い、そんな小さなステップが「未来の可能性」に繋がるのです。
そして最後は「大切なものは、そのまま大切に」
何年も愛用しているお気に入りのジャケットのように、キャリアにも「ずっと変わらず持ち続けたい軸」があります。価値観や大切にしたい想い、それらは流行に左右されることなく、自分を支えてくれるベースであり、自分らしさの根源です。「衣替え=全部変える」ではなく「変わらない私」がいるからこそ、新しい挑戦をも楽しめるようになります。
タイは常夏ですが、あなたのキャリアも「衣替え」のタイミングが来ているかもしれません。衣替えによるしなやかな変化で、あなたのキャリアがもっと心地よく、輝いていくことを願ってます!