コラム海外暮らしのキャリアデザイン第13回理想の未来を描くスタートライン

第13回理想の未来を描くスタートライン

サワディーピーマイカー! 新しい年の始まりに心を躍らせながら、このコラムをお届けしています。

さて、新年の目標はもう立てましたか? それとも、これからゆっくり考える予定でしょうか? もし既に目標を立てていれば、是非もう一度眺めてみてください。それは心から「こんな未来が訪れたら嬉しい!」とワクワクするものになっていますか?もしかして「これくらいなら達成できそう」な無難な未来になっていませんか。

私が目標を立てるとき、いつも意識していることがあります。それは「知らないことは選べない」ということ。私たちが未来を描くとき、それはどうしても自分の経験や知識の範囲に限られてしまいます。もし立てた目標が無難なものに感じられるなら、それは本当に実現したい未来を、まだ知らないだけかもしれません。もしくは理想の未来を他人事のように感じ、あなたの範囲外に押しやってしまっているのかもしれません。

だからこそ、この新年という最高のタイミングを活かして、理想を描くために新しい挑戦をしてみませんか?

それは「自分の枠を超えて未知の世界を体感してみる」ということ。具体的には、自分とは異なる業界や生き方をしている人に出会うこと。例えば、あなたが「憧れるけれど遠い存在だな」と感じる人や、これまで自分が関わったことのない分野で活躍している人などです。そんな方々との交流は、きっとあなたに新しいインスピレーションを与えてくれるはずです。

机に向かって目標をノートに書き出すだけでは、どうしても「無難な未来」に収まりがち。新しい出会いや経験が加わると、今年こそ自分を閉じ込めている枠から出て「こんな未来もありなんだ」と可能性が広がり、自然と心躍る目標を描けるようになりますよ。

2025年が、あなたにとって素敵な飛躍の一年となりますように。少し勇気を出して行動範囲を広げながら、楽しく理想の未来に近づいていきましょう

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Published 2025/01/12 10:00:45 · Updated 2025/01/08 17:10:18

by A i

2019 年～2022 年までバンコク在住。現在はマレーシア（クアラルンプール）で夫と小学生の娘と3 人暮らし。海外生活がスタートした時、新卒から 10 年以上働いていた会社を辞めたことでアイデンティティ・クライシスへ。肩書きなどに依存することなく自分を生きたいとコーチング、キャリアコンサルタントの学びを深め、現在は世界15カ国75名が参加する女性コミュニティを運営している

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