コラム人生一度きり第03回 印象に残るヒト 外見内面 ファッション

人生一度きり

第03回 印象に残るヒト 外見内面 ファッション

人は一生のうちに一体何人の人に出逢うのだろう。ある調査、確率によれば、人が一生のうちに出会う人の数は何らかの接点を持つ人が3万人。そのうち近い関係(同じ学校、職場、近所など)が3000人。さらにそのうち親しく会話を持つのが300人、友人と呼べるのが30人。親友と呼べるのが3人なんだそうだ。

いるかな?そんなに…。私はどうやら人付き合いが良い方ではなさそうだ(苦笑)。いや、「一生のうち」とあるから、これから出会うのかもしれない。確かに何らかの接点を持つ人というのは、SNSの世界も含めると多くなった。その中でも「印象に残る」人と、記憶の中に埋れてしまう人がいる。せっかくならば、埋もれずに出来るだけ良い印象で人の記憶に残りたい(笑)。

最初に人の印象を決める要素は、見た目が9割だと言われている。幸か不幸か、それが本当の姿かどうかより「そう見える」という事が優先させられる。言い換えれば、その人が本来持っている特性とは全く違う可能性も大いにあるということ。そういえば、先日取材をさせてもらった芸能関係に進みたいという女性は、幼少期から人より目立つ事が好きだと言っていたが、とてもそうは見えない、大人しそうな容姿と、優しいふんわりした雰囲気を持つ娘(コ)だった。これこそが見た目とのギャップというやつか…。人は話してみなければわからないものだ。

第一印象となる外見には、内面の意識や信念、培った知性や価値観など築き上げたものも、滲み出てその人らしさになる。だから内面を磨くのよ、という話も良く耳にする。肌質には日々の食生活があらわれる。髪型や服装にはその人ならではの生き方のセンスが現れると思っている。昔は「お洒落」である事がセンスが良いという認識だったが、今ではたくさんの同じ服を毎日同じように着続ける事も、一つのスタイルとして受け入れられている。

外見は内面とセットなのは間違いない。肌質や立ち振る舞いなど、付け焼き刃では効かない事も多いので、婚活(再婚活)中の方は是非とも前倒しで頑張ってもらいたい。

第一印象の良い人や、記憶に残る人。歳を重ねて素敵だな、と思う人の特徴は「見せ方」が上手い。自分をよく知り尽くしているなあ、と感心させられる。似合う色はもちろん、メイク、ファッションにその人らしさが溢れている。

何はともあれ、人生とは出会いと別れの連続である。誰かの印象に残るという事は、即ち次のチャンスに繋がるということだ。


さて、五十路にて眉上2センチに切り揃えられた私の前髪は、どんな印象を与えるのだろうか。


人生は続いていく、共に輝こう。

by hiroko 「結婚・離婚アドバイザー」

来タイ4年目! ライター、ラジオDJ、普段着物愛好家。着物をもっと身近なものにをモットーに、バンコクFM放送局J-channel、毎週月曜日Morning Kissには着物やゆかたで出演中。リクエスト、メッセージなど大歓迎です

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