コラム 日本から、敷野が風をお届け便 第5回 バンコクより暑く感じる日本の夏

日本から、敷野が風をお届け便

第5回 バンコクより暑く感じる日本の夏

日本は夏本番! この時期は一時帰国やタイ国内旅行を楽しんでいる方も多いかと思います。長かったコロナ禍を超え「旅行」が日常に戻ってきているのは嬉しいですね。コロナ禍の“どこに行っても空いているバンコク"もお得感があって嫌いではなかったのですが、バンコクの経済や人々のくらしのことを考えれば、やはり賑わっていたほうが良いですね。

私がバンコクにいた頃、夏は日本に一時帰国することが多かったですが、日本の8月がバンコクの8月よりも暑さが厳しかったことが衝撃でした。バンコクの暮らしで暑さには慣れているはずなのに、日本の夏ってしんどい! とバンコクにいた時も帰国した今も思っています。こんなに暑い8月ですが、二十四節気では「立秋」を迎えます。挨拶が「暑中」から「残暑」に変わる頃ですね。立秋は秋の始まりということなのですが、真夏真っ盛りなのに「秋」なんて何だかおかしいですよね。この時期に残暑見舞いなど手紙を書く時は「立秋の候とは名ばかりで暑い日が続きます」とついつい毎年書きたくなります。

手紙といえば、日本の私立の学校では夏休みの宿題とは別にクラスメイト全員と先生に“手書きの暑中見舞い"を送り合う習慣がある学校があるそうです。それを初めて最初に聞いた時は「大変だなぁ」と思いましたが、いま息子が通っている都内のインターでバレンタインデーにクラスメイト全員と先生に手紙を書くという課題が出ました。実際息子とやってみたら、改めてその友達や先生のことを考える機会にもなるし、文字を書く練習にもなるのでこういう習慣も悪くないなぁなんて今では思っています。

皆さんは今年の夏休みはどのように過ごしたいですか? 日本はほぼコロナ前と変わらない日常に戻っています。一時帰国される方は日本の夏をぜひ楽しんでください。そして個人的には日本で売っている日焼け止めにも注目してほしいです(笑)。ミストタイプやスティックタイプなど種類が豊富なんですよ。では素敵な夏休みを!

羽深 美妃(はぶか・みき)

非認知能力育児コーチとして活動中。「こうあるべき」に縛られることが多く、産後うつも経験。息子のために変わりたい、という思いからライフコーチのボーク重子氏に師事、非認知能力を育む子育てコーチングのコーチ資格を取得。これまで 200 名を超えるママと向き合い、「自分らしい子育てと生き方」に密に寄り添い伴走中

@passion.rocket_coaching
※ご興味ある方は DM からお問合わせください

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