特集記事 自然がいっぱい!バンカチャオ散歩

自然がいっぱい!バンカチャオ散歩

「バンコクの肺」と呼ばれるバンカチャオ。

チャオプラヤー川に囲まれた人工島で、自然保護区となっており、まるでタイの離島のように静かで豊富な緑に囲まれています。

車でも行けますが、スクムビットからはクロントーイ埠頭から船で渡ると10分足らずで到着します。

島内には自転車やバイクのレンタルがあり、レストラン、カフェ、宿泊施設などが点在しています。

WOMの週末散歩シリーズ、お楽しみに。

さあ、緑あふれるバンカチャオに向かおう!

バンコクの肺、緑の肺、などと呼ばれるバンカチャオ(Bang Krachao)。上空から見ると確かに島の形が肺に似ていますが、それだけでなく、自然保護区となっていて緑が多いことから、新鮮な空気をバンコクに送ってくれているという意味合いがあるそうです。因みにバンカチャオはバンコクではなく、隣のサムットプラカーン県に位置します。島内には市場、レストラン、カフェなどが点在していますが、金・土・日のみの営業となっている店もあります。また、宿泊施設もあるので泊まりながら散策することも可能。島内での移動はレンタル自転車が便利ですが、車で行く方法もあります。

クロントーイ埠頭から出発

ワットクロントーイノークというお寺の先にある埠頭からボートが出ています。チケットは往復40バーツ。運航表はなく、乗客が集まったら適当に出発し、5分足らずでバンカチャオに到着します。他にバンナー埠頭から行く方法や、遠周りですが車でラマ2世橋方面から行くことも出来ます。

ローカルな風景の奥にあるビルを抜けると、そこは船着き場。右手に駄菓子屋兼チケット売り場があります

バンカチャオ埠頭に到着

到着するとすぐにレンタル自転車とレンタルバイクの店があり、バイクタクシーも待ち構えています。自転車は1日レンタルで80~100バーツ程度。子供用、マウンテンバイクなど様々なタイプがありますが、整備がしっかりされているわけではないので、テスト走行してから借りるのがベター。レンタル自転車は島内の色々な施設にありますが、埠頭で借りるのが便利です。

1. 「バンカチャオへようこそ」

2. 埠頭のレンタル自転車「M-BIKE」

3. 対岸にはラマ4通りのビル群が。近い!

工場の景色が好きな方、必見!

バンナー方面をバンカチャオから見ると、工場群や、コンテナの積み込み作業など、日常ではあまり見る事のない景色に出会う事ができます。社会見学のごとくお子さんと見ても楽しいし、写真を撮るのが趣味という方にもお勧めの映えスポットです。

MEMO

バンナー埠頭からはバイクごと乗れるボートが出ており、バンコク都内で働くバンカチャオ住民の通勤手段にもなっています

バンコブア・コミュニティを訪問

Bang Kobua

営業時間 8:00~17:00
Tel. 090-986-7987

バンカチャオの中でもバンコブアと呼ばれる地区には自然を体験できるコミュニティがあり、カヤック、ペイント、絞り染めなどのアクティビティを提供しています。ジャングルを抜けてチャオプラヤー川を目指すカヤックは1人1時間100バーツ。絞り染めは150バーツと手頃な価格となっています。週末は観光客が多いですが、毎日営業しているので、平日は穴場!宿泊施設も運営しているので、興味ある方はフェイスブックをご覧ください。

土・日のみ営業、バンナムプンマーケット

98 Bang Nam Phuenga

営業時間 7:00~16:00 (土日のみ営業)

本来は水上マーケットなのですが、現在はほぼボートが出ていません。ですが、非常に大きな市場で、食品や雑貨の店が沢山出ています。中でも観葉植物エリアはミニサボテンから蓮の花まで幅広い品揃えとなっており、自然溢れるバンカチャオらしさを感じます。昼時ともなると駐車場が満車になるほど地元の観光客でいっぱい。午後4時には店じまいしてしまうので注意。

マハー・テワライ寺院で願掛け!

Soi Wat Rat Rangsan

開門時間 9:00~18:00
Tel. 082-068-8981

バンカチャオ唯一のヒンズー教寺院。ピンクガネーシャではないけれど、ここでも同様にネズミがお願いを届けてくれます。

1. 入り口で

2. ガネーシャの足に水を掛けてから中に入るスタイル

3. 木々に囲まれたヒーリングスポットにも神様がいます

4. 女神パールバディーへのお供え物

5. 女神パールバディーへのお供え物がハイブランドバックなのがユニーク

6. シヴァ神も立派

7. 伝説の蛇神「ナーガ」

8. クーラーの効いたカフェがあります

9. ギフトショップでお守りを発見

MEMO

街で良く見掛ける黄色い花。中でも藤の花のような形をしたゴールデンシャワーは、タイの国花であり、ラチャプルックと呼ばれています。他にも様々な花が咲いていて、歩くだけで癒されそう

動物に癒されるカフェ「オゾン」

Moo 10 Phetchahung Rd.

営業時間 9:00~18:00 (月曜定休)
Tel. 081-439-8239

週末は家族連れでいっぱいになるカフェ、オゾン。池があるガーデンが素敵で、アヒルやカメ、ニワトリなど様々な動物が放し飼いにされています。「都会で暮らす子供たちに自然と触れ合う機会を与えてくれる」とタイ人にも好評。

1. 大きな錦鯉が泳ぐ池が店内にあります

2. ガーデン席は屋根と扇風機があるので、思ったよりも暑くない

3. 庭園の池ではボートに乗る事も可能

4. 種類の違うニワトリが並んで立っていて可愛い

5. 大きな陸ガメがゆっくり餌を食べる姿にも感動

6. 小さな池で水浴びをするアヒル。よく店内を歩いています

7. シーフードのガパオ(109バーツ)と、パッションフルーツのスムージー(99バーツ)

8. 動物に餌やりができるのも嬉しい(有料)

9. バンカチャオに自生する野鳥の絵がリストのように描かれています

「バンコクツリーハウス」

60 Moo 1 Soi Bua Phueng Pattana Bang Namphueng

営業時間 9:00~18:00
Tel. 082-995-1150

週末は予約でいっぱいのオシャレな宿泊施設。併設のカフェでは、タイ料理、洋食、スイーツなどを頂くことができます。車で行く場合は近くの寺院に停めて徒歩でアクセスしなければなりませんが、その歩道も趣があって苦になりません。竹をふんだんに使ったインテリアがカッコいい。

チャオプラヤービューのおすすめレストラン2選

Ounjai Riverside

67,1 Soi Petch Hing 22

営業時間 11:00~21:30 (月曜定休)
Tel. 096-979-1426

バンカチャオ最大級の規模を持つシーフードレストラン。エビやイカのグリルはもちろん、タイシーフード料理が揃っています。昼間は涼しい店内席、夕方は風が気持ち良いテラス席がお勧め。子供の遊び場など施設が充実しています。

1. シーフードパッポンカレー 320バーツ

2. 海老のロータスミエンカム 220バーツ

3. 自転車やバイクも走れる歩道が店まで続いています

4. 写真スポットとレンタル自転車

5. チャオプラヤービューのテラス席。夜はライトアップされて綺麗

Ban Ban Bang Kachao

Bang Krasop

営業時間 10:00~22:00
Tel. 083-431-1165

チャオプラヤー川沿いのテラス席で、対岸のバンナー方面を眺めながら食事ができるレストラン。値段も手頃で美味しい。

6. 海老のタマリンド炒め 200バーツ

7. 空心菜炒め 90バーツ

8. タレが美味しい、揚げソムタム 150バーツ

MEMO

前述のバンバンバンカチャオにはココナツ畑ビューの宿泊施設があります。バンカチャオにはこういった個人経営の小さな宿泊施設がレストランやカフェに併設されている事が多いです

ステイしながら楽しむバンカチャオ

COCONUT LANE

バンカチャオには小さな宿泊施設が沢山ありますが、中でもデザインが可愛くて綺麗、かつ自然を満喫することができる「ココナツレーン」。2階は誰でも利用できるカフェになっており、1階には客室が2つあります。

1. 寝室の様子

2. インテリアセンスの良さを感じる寝室

3. 美味しい朝食が付いています

4. 宿泊施設の入口

5. 2階のカフェ

6. ガーデンには様々な種類の木が植えられており、集まる鳥の種類も多いそう。蛍が来ることも!

特集★WOMトラベル

by WOM 編集部

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