特集記事 家族で楽しむマカオ旅
家族で楽しむマカオ旅
マカオのこと
1999年までポルトガル領だった、中華人民共和国マカオ特別行政区。国の面積は東京・板橋区ほどで、主力産業は観光業。マカオ人の多くがホテル、ブランドショップ、カジノ、レストランなどに勤務しています。
エリアを大きく分けると、マカオを代表するカジノホテル「グランド・リスボア」があるマカオ半島と、埋立地に巨大なカジノホテルが立ち並ぶタイパコタイ地区に分かれます。空港はタイパ側にあり、統合型リゾート(IR)への滞在であれば、空港から無料シャトルバスを10~20分感覚で運行しているため、到着してからの移動がスムーズです。
また、各ホテルともWi-Fiを完備しており、旧市街や世界遺産を回る時以外、ほぼSIMを購入しなくても携帯電話が使える環境です。
マカオ半島側には、ポルトガル植民地時代の遺構が数多く点在しており、2005年には8つの広場と22の歴史的建造物がマカオ歴史地区としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。また、毎年11月には市街地レース「マカオ・グランプリ」が、マカオ半島側で開催されています。
通貨はマカオパカタ(MOP)ですが、香港ドルとペッグしており、現地では一部を除き、香港ドルを使用することができます(1HKD=1MOP)。現在のレートは1MOP=約4THB。
移動手段はホテルの無料シャトルバスのほか、タクシー初乗り1. 6キロで21MOP)や路線バス、タイパエリアのみ運行している無人運転の高架鉄道(LRT)があります。バスとLRTは交通カード「マカオパス」をコンビニなどで入手すると便利
コタイストリップでカジノホテル巡り
ラスベガスのメインストリート「ストリップ」のように、巨大なカジノホテルが立ち並ぶ「コタイストリップ」。マカオには老舗のリスボアを始め、アメリカのMGM、ウィンなど計6つのカジノホテルグループがありますが、コタイストリップにはサンズグループとメルコグループのホテルが連なっています。同じホテルグループは館内で繋がっており、暑い日や雨の日でも移動が快適。さらに、Wi-Fiもログインし直す必要がありません。
サンズグループ
The Parisian Macao
Lote3, Strip, SAR, P. R. China, Estr. do Istmo, Macau
パリのエッフェル塔の1/2サイズレプリカが象徴的なパリジャン。客室は全2500室以上あり、デラックスルーム(33m2)からスイート(72m2)までいずれの部屋も高級感あるデザインとなっています。コタイストリップを挟んだ向かい側にフランス式庭園があり、そこからエッフェル塔を見るとまるでパリにいる気分! エッフェル塔は中に入ることもできます。ホテルにはショッピングアーケード、レストラン、フードコートなどが揃っており、隣のベネチアン、向かいのロンドンナーには通路で繋がっています。
サンズグループ
The Venetian Macao
Estrada da Baiade Nossa Senhora da Esperanca, Macau
イタリアのベネツィアをイメージした設計となっており、天井は青空で、運河があり、ゴンドラも運行しています。こちらのショッピングアーケード「Shoppes at Venetian」は非常に広く、無印良品やユニクロなどお馴染みのショップも。マカオ限定商品などもあるので是非チェックしてみて。カフェやレストラン、フードコートも充実しています。客室は全てスイートとなっており、広さは70m2。また、ベネチアンの中にフォーシーズンズホテルがあり、そちらのショッピングアーケードにはハイブランドが揃っています。また、チームラボの展示もあるので、家族で楽しめそう。
メルコリゾーツ
City of Dreams Macau
Estrada do Istmo, Estr. doIstmo, Macau
コタイストリップの入り口に聳える巨大なCity of Dreams、略してCODは、様々な受賞歴のある建築で有名なホテル(モーフィアス)を始め、敷地内に世界的アーティストの作品を展示している「アート」を重視したIRです。また、360°Cシアターで300人以上のキャストとクルーにより繰り広げられるショー、「ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」の会場もこちらです。ブティックホテル「NUWA」やミシュランレストランなど見どころが沢山!
Morpheus
フォーブストラベルガイド2025で5ツ星獲得。世界的建築家Zaha Hadidによる設計で、マカオ初の「フリーフォーム外骨格構造による高層ホテル。外観の斬新さ未来感が評価されています
CODで「ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」を観よう!
水・光・音・アクロバットの融合、アジアの「シルク・ドゥ・ソレイユ」とも例えられるアジア最大級のエンターテイメントショー。2025年に脚本をリニューアルし、再開を果たしました。見どころは何と言ってもステージが水と陸に変化すること。プールとなれば、高さ25mからのハイダイブが可能なほどの深さとなり、元オリンピック選手を含むキャストが次々と飛び込んでいきます。約90分の公演ですが、舞台がどんどん変化するので全く飽きることがありません。セリフはほとんどなく、外国人が観ても十分、内容は伝わります。また、空中ショーの一部にバイクのアクロバットショーがありますが、こちらも大迫力! ぜひご覧ください。
旧市街にはポルトガル料理の店も沢山! こちらは「Portugália葡多利正宗葡國菜」という人気店。店員さんの対応も良く、値段も手頃。海老のアヒージョとポルトガル風ステーキ(目玉焼きが特徴)をオーダー
世界遺産がぎゅっと詰まったマカオ半島
今回はタイパ地区を中心にお届けしていますが、「せっかくならマカオ半島にも行きたい!」という方も多いと思います。サンズ、ウィン、リスボアなどマカオ半島側にもホテルがあれば、無料シャトルバスで移動できますし、タクシー料金も高くないので、ホテルのタクシー乗り場から半島に向かうのもお勧め。
「マカオ歴史地区」とは?
2005年、ユネスコ世界遺産の文化遺産として22ヶ所が登録されました。アジアで最もヨーロッパ文化が濃い街と言われています
SJMグループ
Grand Lisboa Palace Macau
Rua do Tiro, Cotai, Macau
最後にご紹介したいのが、マカオをカジノで観光誘致し、地元の人々の生活を豊かにしようと尽力したスタンレー・ホー氏が創業したSJMグループのグランド・リスボア・パレスです。コタイ地区最新のIRであり、マカオ半島側の本店「グランド・リスボア」が歴史を感じる昔ながらのカジノホテルであるのと対照的に、こちらはまるでヨーロッパのお城のような見た目と、豪華で優雅な施設なのが、カジノだけでなく“家族で楽しめるIR”としての地位を確立しています。敷地内に、カール・ラガーフェルドがデザインした世界唯一のホテルと、パラッツォ・ベルサーチホテルがあります。
Published · Updated
by WOM 編集部
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2026年01月号
VOL.213 家族で楽しむマカオ旅
皆さんは、IR(Integrated Resort 統合型大型リゾート)を体験したことはありますか? カジノ、ホテル、ショッピングモール、エンターテイメントが一体となった複合施設で、ラスベガスが有名ですが、今回は世界3大カジノリゾートの1つ、マカオをご紹介します。超豪華な施設でありながら宿泊費はお手頃。ギャンブルに興味がなくても、ミュージアムやショー、食事など楽しみは沢山!家族で楽しめるIR。 バンコクから飛行機で2時間半、国まるごと巨大なテーマパークのような“マカオ”へ行ってみませんか?






