2017年開業モルディブの最新リゾート KUDA FUSHIへ
22 Nov, 2017
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紅茶の産地で有名な南アジアの島国といえば、そうスリランカ。長きに渡った内戦が終わり、スリランカは今、安全で美しい自然に恵まれた観光国として注目されています。北海道より少し小さいぐらいの国土面積、その中に世界遺産が8つも!その昔、マルコ・ポーロも愛したという魅惑の国、スリランカへの旅、お楽しみに。
バンコクから直行便で約3時間半。インドの南に位置する島国、スリランカ。かつてセイロンという名だったこの国は、1978年にスリランカ民主社会主義共和国へと改称されました。1983年、シンハラ人とタミル人による民族対立が勃発し、以降2009年に至るまで内戦状態が続きました。終戦から3年経ち、現在スリランカはその豊富な観光資源を世界にアピールすべく、動き出しています。
スリランカには太古の昔から手付かずのまま残っている自然が沢山あります。人間が滅多に足を踏み入れることのないジャングルは、まさに動物たちのパラダイス。
現在、国内に6つの文化遺産と2つの自然遺産があり、観光スポットとして人気があります。移動時間を考えると、全て見て回るのは難しいので、訪れたい場所をいくつか選んでおきましょう。
スリランカ国民の7割以上が利用しているという自然治癒療法「アーユルヴェーダ」。といっても皆さんご存知のスパ・トリートメントだけではありません。本場では内服薬、塗り薬、湿布、と病気を治す目的で用いられており、薬局に行くとハーブ由来のアーユルヴェーダ薬品が沢山揃っています。
セイロンティー発祥の地でもあるスリランカ。世界最大の紅茶生産国であり、最高品質の紅茶を生産していることでも知られています。紅茶の生産工場を訪れて、本場の紅茶を試飲しながらお土産を買うひとときは至福。
サファイア、ルビー、アレキサンドライト、ムーンストーン...。世界有数の宝石産出国に来たら記念にひとつぐらい買わなきゃ女がすたる?とはいえ宝石選びは慎重に。信頼できる宝石商で選びましょう。
言語:シンハラ語・タミル語観光地では英語が通じる。土産物屋では日本語を話すスタッフも多い。
通貨:スリランカルピー(Rs)2012年8月現在1LKR=0.24THB
タイとの時差:-1.5時間
ビザ:必要。ETA専用ウェブサイト(http://www.eta.gov.lk/)にアクセスし必要事項を入力するか、入国時に申請。手数料は観光目的の場合US$20。
安全性:北部を除き、概して治安は良い。盗難被害などトラブルも少ない。
気候:主な観光地となる南部、西部は年間平均気温27度と暑いが、高地では朝晩涼しい。雨季は4・5・10・11月。
交通:コロンボから主要都市へは鉄道での移動が可能です。市内の移動手段はバス、タクシー、トゥクトゥク(三輪自転車)など。初めて訪れるなら現地ツアー会社のガイド付きミニバンなどで移動するのが、効率が良くおすすめ。
カトゥナーヤガ国際空港から車で約5時間。スリランカを訪れたら絶対にはずせない見どころのひとつ、シーギリヤ・ロック。5世紀後半、この地を統治したカーシャパ王が、高さ195mの岩山を中心に築いた王宮の遺跡です。当時にしては驚くべき土木技術の数々や、外敵に備えた投石機、洞窟に描かれた美女のフレスコ画などを見ながら、山頂まで階段を使って登ります。
5つの石窟からなる寺院。全長14mの涅槃仏を始め、数多くの仏像が並び、壁や天井には極彩色の壁画が描かれています。この辺りの地名“ダンブッラ”とは「水の湧き出る岩」という意味。その由来は黄金寺院第2の石窟の天井から滴り落ちている聖水から来ています。
※寺院では靴を入り口で預ける決まりがあります。
ダンブッラからキャンディに向う途中、ぜひ立ち寄りたいのがマータレーのスパイスガーデン。スリランカに古代より伝わるアーユルヴェーダのハーブグッズについて、それぞれ実際に使われている植物を見ながら説明を受け、欲しいものがあればショップで購入する事もできます。
99, Maudupelella, Matale
+94-66-2247-339
スリランカ観光の中心地、古都キャンディ。こちらペーラーデニヤ植物園もツーリストには欠かせない観光スポットのひとつです。広大な土地の中に、美しい並木道や広場、カフェテリア、蘭やサボテンの温室などがあり、植物の種類は4000種以上!珍しいものでは、水中植物コーナーにあるエジプトのパピルス(人類初の紙の原料)や竹のコレクションコーナーにある世界最大の竹など。植物が好きな方にはたまらない内容。
キャンディ・ペーラーデニヤ
+94-81-2388-088
New Silk Gardens | 935,PeradeniyaRd.,Kandy +94-81-2384-245 |
シルク製品もスリランカの特産物のひとつ。ここでも日本語堪能なスタッフが、シルクについて簡単な説明をしてくれ、ショッピングも楽しめます。スカーフ、ストール、衣類など、とにかく在庫が豊富。多少、値引き交渉も可能です。
1815年まで300年の間、首都として繁栄していたキャンディ。王権の象徴とされていた仏歯を祀るこの寺院は、今なお信仰の中心地として人々を惹き付けています。4世紀頃、インドから持ち込まれたという仏歯のある本堂は、1日3回、礼拝と共に開扉されますが、仏歯実物が見られる機会は滅多に無いそう。ちなみに、寺院のあるキャンディ湖畔では、夏の夜、10日間に渡って「ペラヘラ祭」という有名な祭事が催され、電飾を付けた華麗なゾウのパレードを見ることができます。
聖地キャンディ
Mallawaarachchi | Y.M.B.Ahall,No5,Rajaphilla Mawatha, Kandy +94-81-2235-258 |
悪霊祓いの儀式から発展したキャンディアン・ダンス。女性は演目ごとに鮮やかな衣装に着替え、男性は人間離れしたテクニックの踊りや芸を披露します。1時間ほどのショーですが、最後に外で “火渡りの儀式” も行われ、見応え十分。
スリランカに5つある産地のうち、今回はキャンディの産地を訪問。工場併設の茶畑があり、工場見学をしたり、茶葉を購入したりすることができます。小さな工場なので、所要時間は30分程度。産地で直接買う紅茶はお土産にもおすすめです。
コロンボに本店を置くこちらのショップ。キャンディ支店には採掘場を再現したコーナーもあり、まるで博物館のよう。宝石が産地から店頭に並ぶまでの過程を映像(日本語)で見た後はまたもや日本語堪能な店員さんが接客に当たります。
サファイア、ルビー、アレキサンドライト、ムーンストーンなど、希少価値が高い上にクオリティの高い宝石がずらりと並ぶ店内。好きなデインに加工してホテルに届けてもらうことも可能です。
692,Peradeniya Rd,Kandy
+94-81-2389-789
こちらもスリランカ観光では絶対にはずせないスポット。ジャングルで迷子になった子象や、病気やケガに苦しむ象など80頭余りを保護しています。川で水浴びをする姿を眺めたり、エサやミルクを与えたり、象のすぐ近くまで行って一緒に写真を撮ったり、象が好きならきっと楽しい思い出になるはず。入場料やアクティビティへの参加料金が、この孤児院の支援に繋がっています。
今回お世話になったガイドのペレーラさん。まるで執事のように気が効く彼は、ガイド歴も長くスリランカ観光を熟知しています。案内は英語になりますが、簡単な英語ができればコミュニケーションが取れます(オプション料金で日本語ガイドを頼む事も可能)
※遺跡や寺院などの入場料は別途必要。中でガイドが必要な場合も手配してくれますが、そのガイドには別途チップが必要なことも。例えばシーギリヤ・ロックでは、子供をおぶって階段を登ってくれる専用ガイドなどもいます。チップはガイド内容や拘束時間により異なりますが、500Rs~2000Rsぐらい。
Published · Updated
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紅茶の産地で有名な南アジアの島国といえば、そうスリランカ。長きに渡った内戦が終わり、スリランカは今、安全で美しいし自然に囲まれた観光国として注目されています。北海道より少し小さいぐらいの国土面積、その中に世界遺産が8つも!NO.55(2012年9月号)では、その昔、マルコ・ポーロも愛したという魅惑の国、スリランカへの旅をお届けしています。
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