日本に本帰国して3度目の10月を迎えようとしています。厳しかった残暑も落ち着き、10月は涼しく過ごせるといいのですが…。今年の夏はとにかく暑かった! 7月は35度を超える猛暑日が続き、7月中旬頃からほぼ毎晩のように翌日の熱中症アラートが携帯に届いていました。10月前半はまだまだ暑さも残っているかもしれませんが、中旬から後半にかけて秋を感じられる日が多くなることを願っています!
さて、10月は二十四節気だと「寒露」と「霜降」にあたります。漢字を見るだけで涼しさが伝わってきますよね。「寒露」の意味は、冷気で朝露も凍りそうになるという意味です。今年の寒露は10月8日なので、実際に朝露が凍るのはまだまだ先かと思いますが、せめて朝露が見られるくらい涼しくなっているといいなぁ。そして10月23日から「霜降」の時期に入ります。「しもふり」と読みたくなりますが「そうこう」と読みます。山里に霜が降りるそんな時期が「霜降」です。
霜といえば本帰国して一度目の秋、当時4歳だった息子を幼稚園に送る途中、公園を通ったら、息子が公園の草に降りた「霜」を興味深そうに見ていました。そして私に「雪は降っていないのにどうして葉っぱに雪(霜のこと)が付いているの?」と質問をしてきました。生まれてから一度も霜に興味を持ったことのない私はその質問に答えられず、確かになんでだろう?と思い、息子が幼稚園に行っている間に初めて「霜」について調べました。大人になると色んなことが当たり前になりがちですが、子どもから見ると世界は不思議に溢れていますよね。子どものおかげで私ももう一度、子ども時代に戻れている気がする時があります。子どもに手を焼くときもありますが、毎日感謝の気持ちでいっぱいです。
段々と過ごしやすくなる10月、今年も子どもとたくさんお出かけをして、楽しい秋の思い出づくりをしたいと思います。