第50回 MIKASA
◎案内人: Yusuke - 加藤友介(かとうゆうすけ)
WOMの読者は女性が多いけれど、毎月のアンケートに答えてくれる男性も多いんです! 最近は単身赴任やシングルの若い男性も増えているバンコク駐在員事情。今どきのお洒落な日本人男性に、おすすめ情報をお届けします。
広島発、世界で活躍するミカサのボール
日本人ならほぼ全員お世話になったであろうミカサのバレーボール。アニメ「ハイキュー」でお馴染み、青と黄色の国際公認球は日本全国の学校で使用されています。また、サッカーボールの国際公認球も新しいモデルが最近発表されました。MIKASAのボールはほとんどがタイ製。一つひとつ手作業で作られています。今回はYUKIフットボールアカデミーでコーチを務めているYusukeさんに取材をお願いしました。
MIKASAの駐在員、鴨生さん(以下Kamo)「Yusukeさん、初めまして。今日はよろしくお願いします」
Yusuke「YUKIのスポンサーになってくださってありがとうございます! 早速ですが、新しいALMUNDO(FIFA公認のサッカーボール)が出ると聞いて、気になっているんです」
Kamo「ちょうど現物を持ってきているんですよ、こちらです」
Yusuke「うわ、カッコイー! 青の色が素敵ですね」
Kamo「瀬戸内海をイメージした色なんですよ。表面のエンボス形状を一新したことで、グリップ性が向上し、濡れても滑りにくく、スローインの際には手の平にボールがフィットして、狙い通りに投げる事が出来る点が特徴です」
Yusuke「わあ、それいいかも。もしかしてKamoさんってサッカーされてたんですか?」
Kamo「実は小学校から大学までやっていました。MIKASAは地元企業ということもあり、就職してもっとサッカーに貢献したいと思い、今は開発の部署にいます。このボールは僕も開発に関わっていて、思い入れある一品なんです。今年の高校サッカー選手権(年末)で使用される予定なので、今から楽しみです」
Yusuke「なるほど。MIKASAといえばバレーボールのイメージが強いですが、タイもバレーボールのプロリーグがありますよね、しかも強い(笑)」
Kamo「そうなんです。うちはタイに工場があるので、つい応援しちゃいますね。工場では500人の工員さんが一つひとつ手作業でボールを作っていて、クオリティの高さには自信があります」
Yusuke「あと、この前ベトナムで、東南アジアに住む日本人のバレー大会がありましたね」
Kamo「はい、うちもスポンサーになっていますが、大人になっても部活のような存在があるって楽しいですよね」
Yusuke「そういえば、僕が住んでいた南米ではMIKASAのサッカーボールをよく見掛けました。ちょっと硬めですよね?」
Kamo「ストリートモデルですね。壁打ちしても破裂しないように硬めに作っているのですが、彼ら裸足で平気で蹴りますよね」
Yusuke「そうそう、それにドリブルやリフティングが異常に上手い。ボールが1個あれば永遠に遊んでいられるって考えると凄い」
Kamo「日本では逆にキッズ用の柔らかいボールFuaFua(ふぁふぁ)というモデルがあります。また、時代に合わせてシニアサッカーも広めているところです。僕も小さい時からずっとボールと一緒に生きてきましたが、世界じゅう、老若男女問わず、好きなスポーツで仲間を作って充実した人生を送って欲しい、そのサポートを弊社ができたら嬉しいです」
MIKASA
MIKASAスポーツ用品店などで購入可能。ビーチバレーボールやバスケットボールなど10種類以上のスポーツ用ボールを製造しています

Yusuke - 加藤友介(かとうゆうすけ)
高校卒業後アルゼンチンの1部リーグへ。日本、インドでプレーした後、タイリーグで5年間活躍。その後、インドネシア、香港、モンゴル、バングラデシュでプレー。2022年、YUKI FOOTBALL ACADEMYコーチ就任
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