コラム MEN’S WOM 第28回プログラミングのKOBEYA（旧 One Step+α）

第28回プログラミングのKOBEYA（旧 One Step+α）

◎案内人: 大久保剛志(おおくぼごうし)

今どきメンズにはITリテラシーが必須!

バンコクで進学塾を経営していた塾長が、4年前に開校したプログラミング教室「ワンステップ+アルファ」。プログラミングは小・中・高の教科に加わり、大学受験でも必須科目に。「パソコンは苦手」という大久保選手ですが、取材の為ということで、頑張って挑戦してもらいました。

※当記事は名称が「One Step +α」の時期に取材・掲載されたものです。現在は「プログラミングのKOBEYA」となっています。

Goshi「鈴木先生、早速ですが、プログラミングって誰でもできるようになるんでしょうか?」
鈴木先生(以下鈴木)「プログラミング、と聞くと難しいイメージがありますよね。まずはパソコンに触れる、慣れる、取っつきやすくする、という事から始めていきます。今の小学生は生まれたときからスマホがある世代とあって、タブレット端末に触れる機会は多いのですが、キーボードとマウスを使いこなせる子は少ないんですよ」
Goshi「なるほど、確かにスマホで十分な世界になってしまいましたよね。具体的にはどんなカリキュラムなんですか?」
鈴木「当校ではスクラッチというソフトを使って、毎回ゲームを作るのが課題です。Goshiさんもこの機会にチャレンジしてみませんか?」

－パソコンに向かう二人－

鈴木「この画面にある猫のイラストに動きを指示していきましょう。左側に様々な指示が用意されているので、それをドラッグして猫の方に持ってドロップしてみてください」
Goshi「おお、動いた!」
鈴木「複数の指示を与えて、猫を動かしていきます。スクラッチの良いところは日本語がある点なんです。英語もプログラミングも分からない状態で両方やるとなると、取っつきにくくなってしまいますよね? まずはパソコンに慣れて、楽しいと感じてもらう事、興味を持ってもらう事を重視しています」
Goshi「プログラミングができると、将来、就職に有利になりますか?」
鈴木「もちろんです。いま日本は圧倒的にプログラマー人材不足ですから、そこに危機感を感じているからこそ、小中高の必修科目になったという経緯があります。私たちが使っているアプリもソフトも全てプログラミングあってこそですから、この先ますます需要は高まると思います」
Goshi「うわー、もうパソコン苦手とか言ってる場合じゃないですね…」

鈴木「(笑)。大人向けクラスもあるので、良ければトライしてみてください。動画編集の講座やデジタルイラストの講座などもあって、多くの講座はオンラインでも参加できますよ」
Goshi「因みにライセンスとかも取れるのでしょうか?」
鈴木「ジュニアプログラミング検定と呼ばれるものが日系で幾つかあって、実は海外在住組、初の合格者は当校から出たんですよ!」
Goshi「えー、それは凄い! 小学生の生徒さんですか? 日本から離れていると、中学受験情報とか色々遅れを取ってしまうと聞きますが、最新の情報を取り入れてサポートしてくれるんですね」
鈴木「これからはとにかく、ITリテラシーが重要だと感じます。子供達の未来を出来る限りサポートしていきたいです」
Goshi「僕もサッカースクールをやっているので、気持ち分かります。タイに住む日本人の子供達を、お互いサポートしていきましょう!」