コラム 九星気学開運術 第40回 宇宙を味方につける開運氣学

九星気学開運術

第40回 宇宙を味方につける開運氣学

 みなさん、恵方ってご存知ですか?節分の日に、恵方に向かって太巻きを食べる縁起かつぎを連想される方が多いかもしれません。これは、商人が考えた風習のようで氣学的な根拠はありません。でも、実は、恵方参りで願いごとが叶えることができるのです。恵方とは、「幸せを呼びこむ方位」のこと。恵方の方角にある神社仏閣にお参りに行くことを「恵方参り」と言います。神様と、わたしたちの住む地上をつなぐ施設であれば、神社仏閣以外にも、教会やその他宗教施設でもOK。ただし、お稲荷さんと、お寺でも墓地だけの檀家の寺院は、恵方参りには適さないです。そこで、自分の住所&氏名を名乗り、願いごとをするのです。お参りの仕方は、ポーズがあります。右手の人差し指で天を、左手の人差し指で地を指します。

 

そして、「チャンスをたくさん与えてください!」「チャンスを見つける知恵をください!」「チャンスに乗る勇気をください!」「お願いします」と唱えるのです。これは、お願いの前後どちらにしても構いません。声は出しても出さなくてもいいです。ちなみにこのポーズは、御釈迦様が生まれて東西南北を7歩ずつ歩き、右手で天に、左手で地を指差し、「天上天下唯我独尊」と言ったことに由来します。なんとなく、ジョン・トラボルタ主演の映画「サタデーナイトフィーバー」のポーズにそっくりですね(笑)。ちなみに、2018年の恵方は、家から南30度。もっとも良いのは、この30度を10度ずつ3等分した東寄りの10度、丙(ひのえ)方向。あともう1つあります。それは戊(つちのえ)方向。いわゆる近所の神社仏閣です(自宅から750メートル以内)。

 

出向いてお参りすること以外に、家の中でできることとして、恵方置きがあります。恵方置きは、自宅の中心から恵方の方向に、その年の恵方に関係しているものを置くことです。今年はお香アロマがいいですよ。ほかに、観葉植物などもとてもイイですね。これは、丙方向に限ります。ぜひ、一度お試しくださいね。

 

恵方参りは、1年中いつお参りしても構いませんが、立春・春分・夏至・秋分・冬至の日や、その前後2週間くらいが、パワーが強いので特におすすめです。南方向への恵方参りの距離は、できれば2キロ以上離れたところにお参りするといいでしょう。これが、昔からずっと伝わって切っている「攻めの開運法」です。やるかやらないかは、アナタ次第ですよ。

九星気学開運術

2018年の恵方

今年の恵方

南(東寄り)

中央(近所)

恵方起き

九星気学開運術

一白水星(いっぱくすいせい)
二黒土星(じこくどせい)
三碧木星(さんぺきもくせい)
四緑木星(しろくもくせい)
五黄土星(ごおうどせい)
六白金星(ろっぱくきんせい)
七赤金星(しちせききんせい)
八白土星(はっぱくどせい)
九紫火星(きゅうしかせい)

by 安慶陽(AN KEIHI)

2009年、社会運勢学の第1人者である村山幸徳先生に出会い、「氣学」を学び実践して人生がガラリと変わる。その後、ヒューマンコンサルティング会社を設立。現在、東洋思想の叡智である「氣学」「易学」「仏教学」で自分の人生を切り拓く開運セミナーや講演を展開中。政治家や起業家の鑑定も多数。

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