シミにはいくつかの種類があります。一番多いのは、紫外線の影響による「日光性色素斑」と呼ばれる老人性色素斑です。その他、遺伝が主な原因の「雀卵斑(そばかす)」、お肌の炎症(ニキビなど)により色素沈着がおこる「炎症性色素沈着」、女性ホルモンの影響による「肝斑」などがあります。シミの成長を防ぐためには、何よりもまず紫外線の影響を防ぐために、UV対策(日焼け止め)が必要です。その後、メラニン色素の生成を抑えるためのホワイトニングケアが必要です。
シミは、お肌が乾燥していると目立つ傾向がありますので、お肌全体の保湿力を高め、お肌のしっとり感、透明感を上げると目立ちにくくする効果があります。また少し濃い目のファンデーションで、メイクされると目立ちにくくする効果があります。厚生省が認めている美白効果を表記できる美肌成分も現在は、増えています。アルブチン、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、ナイアシンアミドなどがあります。αアルブチンは、βアルブチンの約10倍の効果があると言われています。また、お肌の新陳代謝を促し、お肌のターンオーバーを正常にする、コエンザイムQ10、ビタミンB2、ビタミンB6配合のUVケア化粧品、血行促進効果のあるビタミンE配合化粧品もシミ対策に効果的です。