コラム 九星気学開運術 第38回 宇宙を味方につける開運氣学

九星気学開運術

第38回 宇宙を味方につける開運氣学

 私は普段、東洋の叡智をつかって人づくりをしています。具体的には、経営者の勉強会や社員研修などです。そこでこんなお話をします。

 聖人君子と言われている孔子は、気学や五行、陰陽などをとても分かっていた人でした。ということで、孔子の書「論語」から15字抜き出してみました。其身正。不令而行。其身不正。雖令不正。(その身正しければ、令せずして行なわれ、その身正しからざれば、令すといえども従わず)訳してみると、「その身(行い)が正しければ、相手は物言わなくったって、やるだろう。こっちが正しくなければ、相手は命令してもやらないよ」

 いかがでしょう。刺さりましたか?こういった心の勉強があって、吉だの凶だのを考えるべきだと私は考えています。

 さて今回は、九紫火星についてみてみましょう。

 忠誠心や義理に厚い、どんなつらいことでも泣き言言わずに頑張ってしまう、自分を抑えるのが下手、勘がさえてる、理想に向かって走る、頭を下げない、人に頼られることが好き、情熱的、外見的にはオシャレでスマート、好き嫌いが激しい、凝り性、見栄っ張り、頭の回転がとても速い、気分屋、意地やメンツが大切。

一白水星(いっぱくすいせい)
二黒土星(じこくどせい)
三碧木星(さんぺきもくせい)
四緑木星(しろくもくせい)
五黄土星(ごおうどせい)
六白金星(ろっぱくきんせい)
七赤金星(しちせききんせい)
八白土星(はっぱくどせい)
九紫火星(きゅうしかせい)

では、12月の開運のコツをそれぞれあげてみましょう。

 一白水星

見返りを求めず、助け合い協力し合う時、自分ばかりやってあげているという気持ちはNG

 二黒土星

カチンとくることがあっても言い返したりしないこと。一歩譲る気持ちで控え目な対応が吉

 三碧木星

はやる気持ちが強すぎると失敗する。暴走NG。積極的過ぎる行動を控えて何事も高望みをしないこと

 四緑木星

自分の利益を求めようという気持ちを捨て、真心を持って人と親交をしていけばスムーズにいく

 五黄土星

能力を示したりヒトより先んじると反感買う。たとえ自分が優秀でも謙虚であれば能力は輝く

 六白金星

1人よりも腹を割れる仲間と協力して進めるほうが吉。私利私欲を追求せず公平なスタンスを守ること

 七赤金星

たくさん障害があるが、ジタバタして軽々しい行動をせず、困難が過ぎるまで踏みとどまること

 八白土星

災難や転落の危険が近づいている。注意を怠らないように。退いて危険を避けるほうがいい

 九紫火星

労力がかかる時だが、既に手をつけたことは頑張ってやり抜くこと。障害や妨害は克服できる

by 安慶陽(AN KEIHI)

2009年、社会運勢学の第1人者である村山幸徳先生に出会い、「氣学」を学び実践して人生がガラリと変わる。その後、ヒューマンコンサルティング会社を設立。現在、東洋思想の叡智である「氣学」「易学」「仏教学」で自分の人生を切り拓く開運セミナーや講演を展開中。政治家や起業家の鑑定も多数。

関連記事...

バックナンバー情報..