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店員さんからマダムと呼ばれて舞い上がり、駐妻3大セールで散財し、エムクオーティエのオープンに驚き、とても刺激的な毎日でした。タイ人が子供に優しいのはもちろんのこと、幼稚園の乳幼児受け入れが1歳半からということもあって、タイ生活を最初から満喫できたのかもしれません。タイ駐在を迷われているママがいたら、声を大にして子育てに抜群の環境であることをお伝えしたいです。
最初はランチ巡りやタイっぽい習い事に明け暮れていましたが、在タイ3年を過ぎた辺りでふと『私何やってるんだろう…』と我にかえる瞬間があり、新しいことに挑戦しようとフットサルやサミティヴェート病院の医療従事者ボランティアを始めました。帰国してからの仕事復帰に不安を抱え、臨床検査技師としてまた働けるか悩んでいたので、微力ながらも在タイ日本人の皆様の健康を支えるお手伝いができたのは、アイデンティティが曖昧な駐妻医療従事者として誇らしいことでした。また、フットサルでできた仲間には本当に支えられました。家族以上の存在かもしれません。
在タイ中、爆破テロの厳重警戒、プミポン前国王様の崩御、COVID19のロックダウンなどを経験し、とても濃い時間を過ごせたこと、おばあちゃんになっても会いたいと思える人達に出会えたことは本当に貴重な体験でした。大袈裟かもしれませんが、バンコク駐妻を経験して人生観が変わった気がします。最初は苦手だったマイペンライ精神も、今では私の一部。元駐妻の経験を活かして、これから先の人生も楽しく過ごせて行けたらなと思っています。
現役の駐妻の皆さんも、大変なことも多々あると思いますが、それもひっくるめて楽しんで下さいね。
38歳。臨床検査技師として大学病院に勤務。2014年から6年間、夫に帯同しバンコクへ。夫、長男(9歳)、次男(8歳)の4人家族
Published 2021/02/11 09:00:44 · Updated 2021/02/11 17:21:14
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2008 年、セントラルワールドの開業と同時期に創刊したWOM バンコク。 タイ在住日本人の皆さんが、タイ生活をエンジョイするきっかけになれば、と美容、旅行、食、ショッピングなど幅広く情報を発信..
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