コラム 元BANGKOK駐妻通信 第21回 出会いこそ人生の財産

元BANGKOK駐妻通信

第21回 出会いこそ人生の財産

夫、子供3人、生後6ヶ月の愛犬スムースチワワを連れてスタートしたバンコク生活。空港から自宅へ向かう渋滞の中から見えた、絡み合った黒い電線が印象的でした。バンコクではテニス、ヨガ、ピラティスなどの習い事や、学校役員などを通して多くの出会いがあり、大切な宝物となりました。

4年の任期が終わり、次はシンガポールに4年、そして現在は中南米、コスタリカに住んでいます。日本人は少なく、日系スーパーも紀伊国屋もありません。公用語はスペイン語です。ビーチ、火山、動物、大自然に囲まれた国で湿気もなく、一年中エアコンいらずの快適な気候ですが、ラテンアメリカに慣れるまで半年かかりました。交通ルールがないような事故の多い国で、絶対に運転できないと最初は言っていましたが、今は子供たちのスクール送り迎え、買い物、など車でしています。また、コスタリカといえば音楽とダンス、私も現地人に溶け込むようなダンスができればと思っています。子供たちがスクールの間は、愛犬の散歩、ヨガ、ピラティス、ズンバ、ジムでトレーニングをして体を動かし、自分の時間を楽しんでいます。

海外生活で気をつけていることは、自身が健康であること、家族との時間を大切にすること、そして貴重な海外生活をポジティブに思いっきり家族で楽しむこと。海外生活で得た多くの貴重な経験は、子供たちの大きな自信にも繋がっていると思います。娘と次男が通うスクールには日本人がいませんが、世界25カ国からの子供たちが通っており、親の私も国際色豊かな友達に恵まれています。長男はシンガポール生活後、日本の高校へ進学し寮生活を送っていますが、コスタリカへも1人で3回遊びに来ました。

大自然に囲まれたコスタリカでの暮らしは、私らしく背伸びせずに自然体で生活できていると思います。コスタリカ人を表す最も的確な言葉PraVida(プラビダ)!はピュアライフ、楽観主義、アミーゴみたいな意味で私も大好きな言葉です。

最後に、10年に渡る3カ国での出会いこそ人生の財産だと思っています!この貴重な海外生活は夫のおかげ。感謝して過ごしています。

仲西由佳里

海外生活11年目の主婦44歳。夫と子供3人、愛犬チワワ10歳、スポーツ・旅行が好きな6人家族。コスタリカの日常を記録としてInstagramに上げています

IG: yukari_nakanishi

関連記事...

バックナンバー情報..