コラム 海外暮らしのキャリアデザイン 第7回 揺らいだ時こそ、セルフコーチングのススメ

海外暮らしのキャリアデザイン

第7回 揺らいだ時こそ、セルフコーチングのススメ

海外生活に付き物なのが出会いと別れ。この夏も新しい環境で「キャリアをどんな風に築けばいいか?」ご相談を受ける機会が増えています。

特に海外生活を経験した方は「"どこにいても"自分らしいキャリアを」という想いが強くなり、自分看板で生きていくこと、フリーランスやパラレルキャリアを視野に入れる方が多くなってきました。

でも具体的に「何をすればいいか」がわからない。そんな方も多いのではないでしょうか。ですので、今回は新しくキャリアをリスタートする際に、スムーズにいく人の共通点をお話ししますね。

結論、ずばりマインドの整っている方です!

しかし「どんなスキルが必要か」に着目しがちで、スキル習得に向かう方が多いのが実情です。スキルがあったとて、それを行動に移せるマインドが整ってないと活かせないもの。またその不足感から新たなスキル習得に走り、残念ながらセミナージプシーになる方々をたくさん見てきました。
まずは土台となるマインドを整える方法を手に入れて、その上でスキルの種を蒔くからグングンと育っていく。このプロセスが、環境変化を乗りこなし、自分らしいキャリアを切り開く方々の共通点だと感じています。

そんなマインドを整える方法として、私はセルフコーチングをおすすめしています。中でも、すぐにでも始められるのが「ジャーナリング」です。ジャーナリングに必要なのは紙とペンだけ。とにかく頭に浮かんだことを書き出す、どんな感情も紙に吐き出していきます。

マインドが揺らぐ時、自分でも何に悩んでいるのかすら分かっていないことが多い。ジャーナリングはそれを可視化できるものです。またジャーナリングは書く瞑想とも呼ばれていて、健康へも好影響があると言われています。

遠回りのようで、実は軽やかに夢を叶えていくためにはマインドをおろそかにしないことです。

新しい環境への変化を乗りこなし、理想の未来に向けて進んでいくあなたを応援しています!

by A i

2019 年~2022 年までバンコク在住。現在はマレーシア(クアラルンプール)で夫と小学生の娘と3 人暮らし。海外生活がスタートした時、新卒から 10 年以上働いていた会社を辞めたことでアイデンティティ・クライシスへ。肩書きなどに依存することなく自分を生きたいとコーチング、キャリアコンサルタントの学びを深め、現在は世界15カ国75名が参加する女性コミュニティを運営している

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