コラム バンコクとあやさんと私 第117回 海外に住むということ

バンコクとあやさんと私

第117回 海外に住むということ

バンコクでは、コロナ感染も落ち着き、日常の毎日が緩やかに戻りつつあります。とは言え、仕事も職種によってはまだまだ日常の業務という訳でもなさそうですし、あちこちで働き方改革などという言葉を耳にしますが、あやさんの仕事もいつまで存在するのでしょうか? と思ってしまう今日この頃です。

さて、今回の非常事態宣言、バンコクに来られて間もない方は不安だったのではないでしょうか。20年近く住んでいる私も初めての経験でした。バンコクに限ったことではありませんでしたが、海外だと日本にいるより不安に思うのも事実だと思います。日本人が多く住むタイですが、そんな国でも不安感は隠せないですね。これが正に海外に住むということだと私は実感しています。私も含め春に一時帰国を予定されていた方も多かったと思います。日本から持ち込みをしようと思っていたけど、こちらで調達しなくてはいけなくなった物も沢山あります。海外で生活を続けるのであれば現地の物で生活出来るようにしようと思った出来事でもありました。20年以上前は、うどんやパンも粉からあやさんに作ってもらったり、お料理も時間をかけて作ってもらっていたと聞きます。その頃からあや業をしているあやさんの料理の腕前は、日本人の奥様以上だったりします。と、つい懐かしく思い出してしまいましたが、今回の件で、これから色々なことが変化していくのでしょうか。一刻も早く平穏な日常が戻ることを願っています。

チンチョ・プロフィール

在タイ20年以上の主婦。ひょんなことからあやさんと日本人奥様の仲介をすることに。バンコク滞在経験を生かして双方の相談に乗ったり、多くのトラブルに対応。そしてまさかの高齢出産。あやさんに助けられながら家事に育児にボランティアに奮闘中。

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