特集記事 バンコク近郊★観光地巡り(前編)

バンコク近郊★観光地巡り(前編)

バンコクから車で回れる観光スポットをご紹介します。
日帰り、1泊、2泊ぐらいで行ける、ローカルのタイ人にも人気のスポットや
子供が喜ぶ施設、お勧めのホテルなど、前編では、カオヤイ、アンパワー方面を巡ります。

●取材協力:旅わ~るど

バンコク近郊★おすすめ観光地

KHAO YAI

[カオヤイ]

バンコク近郊の避暑地といえばカオヤイ。世界遺産に登録されているカオヤイ国立公園を始め、ワイナリーやファームなど、大自然を満喫することができます。

Namtok Chet Sao Noi National Park

Muak Lek, Saraburi

カオヤイへ向かう途中にある国立公園。川の中に7段の滝があり、その周りがトレッキングコースになっています。多くのタイ人がお弁当を持ち込んでピクニックを楽しんでおり、川で泳ぐ人もたくさん。川の上に橋が掛けられているのも見どころのひとつ。また、7人の女神が祀られていて、お参りする人の姿も。

入場料:
大人 100バーツ
子供 50バーツ

バンコクからの道中で、ソムタムやガイヤーンを買って持ち込むのが、ガイドさんのお勧め

Gran Monte Asoke Valley

52 Moo 9, Phayayen, Pakchong, Nakhon Ratchasima

「グランモンテ」は、自家製のワインを国内外の品評会に出品し、数々の賞を受賞している家族経営のワイナリー。味と品質にこだわって丁寧に製造しています。育てている品種は Syrah、Chenin Blanc、Viognier、Verdelho、Durif、Cabernet など。人気のワイナリーツアーではワインの試飲もできます(お子様はブドウ100%のジュース)。また、イタリアンレストランも併設されており、料金も手頃でお勧め。部屋数は少ないながら、宿泊施設もあるので興味ある方は問い合わせてみて。

ワイナリーツアー

1日5回実施(所要時間90分)トラムで農園を回り、ワイナリー(醸造所)で試飲会。最後にギフトショップでショッピング、という楽しいツアーです

PIROM Café

234 Phaya Yen, Pak Chong, Nakhon Ratchasima

売店で食べ物を買って、外で自由に座って食べる形式。湖畔は芝生になっていて、木陰に座る人々の姿も。インサイド席、屋根付きエリアもあり

シンハーグループが運営するワイナリー「PB Valley」に隣接するカフェ。山々に囲まれ、大きな湖があり、美しく整備された庭の一部にはブドウ園も。ワインの品種であるシラーズのジュースと、日本風な甘さ控えめのケーキがお勧め。

Farm Chokchai

Mittraphap, Pak Chong, Nakhon Ratchasima

タイ初のカウボーイ、チョクチャイ氏が始めたファームチョクチャイには、馬、牛、羊など様々な動物と触れ合えるコーナーや、ステーキハウスなどがあります。ミルクやアイスクリームで有名な「Umm! ...(ウム)ミルク」の売店もあるので、ぜひ立ち寄ってみて!

※新型コロナウィルスまん延防止のため、一部サービスを休止しています。見学やツアーの情報については、旅行会社に直接お尋ねください

Primo Piazza

200/2 Moo 10, Mu Si, Pak Chong, Nakhon Ratchasima

イタリアの街並みを再現した商業施設ですが、メインはアルパカに会えること! 餌やりもできて、その料金は入場料に含まれています。ちょっとしたカフェもあって、まったり過ごせる雰囲気。

入場料:
大人 200バーツ
子供 100バーツ

The Birder's Lodge

110 Moo 10, Tumbol Moosri, Pak Chong, Nakhon Ratchasima

ツタで覆われた小屋、実はファーマーズマーケット! 地元カオヤイで採れた新鮮な野菜や果物、特産品、ハーブや観葉植物の鉢植えなど、様々なものが売られており、まるでカオヤイの道の駅。少し離れた場所にお洒落なカフェもあります。オーナーのタイ人女性は、日本が好きで、日本のキャンプ施設を参考に宿泊施設を始めたそう。こちらは、その敷地の一部に位置しています。因みに「The Birder's Lodge」には5室のウッドロッジと、6室のテントキャンプがあり、全室バストイレ付き。

TARA CAFÉ Khao Yai

1 Khanong Phra, Pak Chong, Nakhon Ratchasima

非常に人気があり、週末ともなると満席状態ですが、かなり広く、席数も多いので、少し待てば座る事ができます。駐車場も広め。写真だけ撮りたい人もいる為、入口で入場券(40バーツ)を買う必要がありますが、ドリンクを買えば 40バーツ割引になる仕組み

店から滝が見えることで有名な「TARA CAFÉ」。滝を見晴らすことのできる桟敷席まであって、まるで京都鴨川のよう。ドリンクメニューのデコレーションが美しく、写真映えすると評判。料理はタイ料理がメインとなっており、中でも大きなトレーに乗ったソムタムとハワイアンピザが人気。

ツアーで回るならココもお勧め!

旅行会社「旅わ~るど」お勧め。カオヤイに行ったら立ち寄りたい場所を2カ所ご紹介します

1. PETEMAZE(ピートメイズ)

子供も喜ぶ巨大迷路。所々に様々なキャラクターが出没します

2. Luang Phor Tuad寺院

ピートメイズの隣にある、タイで人気の僧侶を祀った寺院

宿泊はラグジュアリーキャンプで

LALA MUKHA Tented Resort

515 Moo5, Mu Si, Pak Chong, Nakhon Ratchasima

「グランピング」「ラグジュアリーキャンプ」という言葉がピッタリのテントリゾート。カオヤイの山々を望む壮大な景色、しっかりしたファシリティ、アフリカンテイストを取り入れたお洒落な建築デザイン、と人気の理由が沢山あります。お勧めのテントは、広くて快適な、バス・トイレ付きのデラックスタイプ。冷蔵庫や湯沸かし器も付いており、ミニバー、スナックがコンプリメンタリーとなっています。5ツ星ホテルの客室と何ら変わらぬ設備に圧巻! 自然の音に囲まれながらテントで過ごす一夜は、きっと貴重な経験になるはず。

新しいホテルも続々オープン!

THE HIDDEN VILLAGE

70 Moo 5, Mu Si, Pak Chong, Nakorn Ratchasima

リゾートにレストランは無く、朝食はメニューから選んだものが各部屋に届けられます。全ての部屋に大きめの冷蔵庫が付いているので、飲み物や食料の持ち込みもOK。敷地内に小さな滝や小川があるので、散歩しながら探してみよう

カオヤイ国立公園の麓に新しく出来たラグジュアリーリゾート。プールを囲むように建てられたヴィラと、プライベートプール付きのヴィラがあり、楕円型の外観が特徴的。室内のファシリティが豪華で、センスも良く、大自然の中に居ながら快適な滞在を楽しむことができます。

バンコク近郊★おすすめ観光地

AMPHAWA

[アンパワー]

水上都市として有名なアンパワーは、バンコクから車で1時間半、サムットソンクラーム県にあります。今回はその近隣県の立ち寄りポイントも併せてご紹介します。

アンパワー水上マーケット

Amphawa, Samut Songkram

金・土・日のみ開催される水上マーケット。運河の両側にシーフードレストランや土産屋がおよそ600メートルに渡って連なり、多くの人で賑わいます。今も多くの人々が水上で暮らすアンパワー、その昔ながらの懐かしい雰囲気が、バンコクに住むタイ人の若者の心を掴み、ここ数年で可愛い雑貨やお菓子を売る店が増えました。

アンパワーは物を売るボートが少なく、果物やクイッティアオなど、食べ物を売るボートが殆ど。シーフードレストランの軒先にボートを付け、座っているお客さんに商品を勧めます

メークローン鉄道市場

Mae Klong, Samut Songkram

線路脇に商店がひしめき合う、メークローン駅近くの市場。電車が近づくと放送が流れ、商店は順々に屋根を畳み、軒先の商品を片付けます。電車の速度は遅く、運転手が窓を開けて観光客と握手するシーンも。車両が通れるギリギリの位置を見極めてカメラを構え、避難できる空間を確保して撮影に臨みましょう。因みに商店は、野菜や魚など生鮮食品を扱う店が多く、近隣住民にとって大事な生活市場となっています。

アンパワー蛍クルージング

海水と淡水が入り交じるメークローン川の河口にはマングローブが群生しています。その中に甘い蜜を出すランプーの木が混じっており、そこに蛍が集まっています。大量の蛍が同時に発光する様は、まるでクリスマスツリーのイルミネーション! 船頭によって観賞ポイントが異なるとのこと。今回はアシタ・エコリゾートの有料アクティビティを利用しました。

水上バルコニー付きのヴィラが楽しい

Asita Eco Resort

33/3 Taihard, Muang, Samut Songkhram

海外の5ツ星ホテルに長年勤務し、実家のあるアンパワーで自らリゾートを立ち上げた敏腕女性がオーナーを務めるアシタ・エコリゾート。殆どの客室が、川に面したヴィラタイプとなっており、バルコニーが水上にせり出しているのが楽しい。ジャングル感満載の雰囲気でありながら、共有施設は非常に丁寧に整備されており、川沿いにはルーフトップ付きのお洒落なカフェバーもあります。朝食タイムにはお坊さんがボートに乗って托鉢に訪れるほか、伝統工芸を学ぶ無料アクティビティも! アンパワーの良さを満喫できる一軒です。

1. 水上のレセプション

2. ファシリティが整う快適な客室。インテリアもお洒落

3. 敷地内にあるタイ伝統様式の建物は、2階にデラックスルームとスイートルームがあり、1階はレストランになっています

4. アフターヌーンティーセットのようにサーブされる朝食。メインをメニューから選びます

5. 水上の席でディナー

6. 川には魚がいて、餌やりができます

7. 朝7時にリゾートの船着き場に立ち寄るお坊さん。托鉢キットもリゾートで販売しています

8. 朝の無料アクティビティ。葉っぱを編んで魚を作るアクティビティ

9. タイダイ染めのアクティビティ

10. 絵付けしたカオグリヤップ(大きな煎餅)を焼いて食べたり、と、朝の無料アクティビティでは様々な体験をすることができます

PINSUWAN BENJARONG

12/1 Moo 7, Bangchang, Ampawa

タイ駐在の思い出に、ピンスワンでベンジャロン焼きをセミオーダー! 他にはない、繊細な植物柄と清楚な色展開、華奢な雰囲気が昔からバンコク駐在日本人の奥様に人気。工房では数多くの職人達が一つひとつ丁寧に絵柄を描いています。ショップに在庫が有る物はその場で購入も可能。現在、注文から発送までに掛かる時間は3ヶ月となっています。

Wat Bangkung

Bang Kung, Bang Khonthi, Samut Songkhram

本堂が菩提樹に覆われているワットバーンクン。外で売っている金箔を仏像に貼って参拝したら、敷地の中をぐるっと歩いてみてください。アユタヤ王朝からトンブリー王朝にかけて、軍事基地として使われていた場所とあって、当時の様子を再現した銅像が沢山! タイの歴史も学べる興味深いお寺です。

ダムヌンサドゥアク水上マーケット

Damnoen Saduak, Ratchaburi

水上マーケットとして最も有名であり、外国人観光客が多く訪れるタイ有数の観光地。屋台船も観光船も、アンパワーに比べて数が多く、船上でお土産や食べ物を売買することができます。早朝から午後2時頃までの営業となっており、運河の両岸にも土産屋がずらり。観光船に乗らずとも、雰囲気だけ味わいに立ち寄るのも○。

Kaomai Plamunシーフードレストラン

6/9 Phraek Nam Daeng, Amphawa, Samut Songkhram

海老と魚の養殖で財を成した地元の名士が、養殖場の一角で始めた大規模レストラン。建物は竹で出来ており、圧巻の建築デザイン! 料理も美味しく、値段も手頃。さらに売り上げの一部を慈善団体へ寄付しています。ユニークなカフェもあるので、ぜひ立ち寄ってみて。

Thongyib Orchard

Srisurat, Damnoen Saduak, Ratchaburi

マナオ、ソムオー、ファラン、チョンプー、マムアンといったタイの果物を育てる果樹園。園内の水路をボートで巡ることができ、最後に果物の試食タイム。タイ菓子も共にサーブされ、農家さんと会話しながら、ほっこりしたひとときを過ごせます。

2 Coconut Sugar House

83 Moo 3, Bang Krabu, Bang Khonthi

純度100%の天然ココナツシュガーを製造するメーカー。ココナツの花から12時間掛けて採取した蜜を3つの鍋で煮込み、最後に撹拌して仕上げます。ココナツシュガーはもちろん、キャンディーやピュアココナツオイルなどお土産コーナーも充実。ココナツワインも是非試して欲しい一品。

Som O Thaithawee

Sampathuan, Lang Katan Road, Nakhon Chai Si, Nakhon Pathom

アンパワーからバンコクへの帰り道、時間があればナコンパトム県にあるソムオー農園へ。こちらも水路をボートで巡ります。施設は美しく整備され、清潔感があるので、日本人にもお勧め。ちょっとピンクがかったグレープフルーツのような香りの品種もあって美味しい。ソムオーは1個 120バーツ、購入のみも可。

Kung Ob Phu Khao Fai

885 Petchkasem Rd., Sanam Chan

“海老の火山焼き"で知られるシーフードレストラン。団体客も利用できる大型施設となっており、中庭に撮影スポットが。海老を始め、鮮度にこだわった海鮮を使用した料理の数々はどれもレベルが高く、値段も手頃。名物の火山焼きは、火を着けると一瞬で焼き上がるので、撮影の瞬間を逃さないよう注意。

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by WOM 編集部

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