特集記事 ランタ島の秘境リゾート Pimalai へ行こう
ランタ島の秘境リゾート Pimalai へ行こう
クラビ国際空港から専用送迎車とボートで行くランタ島のピマライリゾート。タイの秘境リゾートとして世界のリゾーターから注目を集めています。
周囲には小さな島々が点在し、スノーケリングスポットも沢山。オフシーズンの雨季でも様々なアクティビティが用意されており、キッズクラブも充実しています。
●取材協力: 旅わ~るど
※掲載内容は2023年8月時点の情報であり、予告なしに変更・終了することがあります
Pimalai Resort And Spaのこと
タイで3番目に大きな島、ランタ島の南端に近いビーチに位置するピマライリゾートは、目の前は海、背後は山、という丘陵に建てられ、その広大な土地は豊かな自然に囲まれています。周囲には小さな島が沢山あり、乾季になるとスノーケリングやダイビングを目的に訪れるゲストでいっぱい。雨季はオフシーズンですが、オールドタウンツアーやマングローブツアーといったアクティビティがあり、宿泊料金が安いというメリットがあります。また、独立系ラグジュアリーリゾートが加盟するSLH(スモールラグジュアリーホテルズ)のメンバーでもあり、世界中からゲストが訪れています。創業時より、地球環境への配慮と地域への貢献を目標としており、サスティナブルエコリゾートとしての地位を確立しています。
秘境リゾートならではの送迎システムがすごい!
バンコクから飛行機で1時間20分でクラビ国際空港に到着。手荷物を受け取って外に出るとPimalaiの看板を持ったスタッフが待ち受けています。専用バンに乗って1時間、船着き場に到着したら専用ボートで約10分、ランタ島に到着。そこにも送迎バンが待ち構えており、約30分でリゾートに到着します。遠い道のりに思えますが、空港送迎システムがしっかりしているのでスムーズ。逆に言うとランタ島に行きたい場合、空港送迎がないホテルを選ぶと、交通手段を手配するのが面倒かもしれません。また、乾季の場合は本土の船着き場からリゾートまで、一気にボートでアクセスすることができます
眺望が凄い「Seven Seas Restaurant」
海と山、両方を見渡せるこちらのレストランでは、朝食ビュッフェとアラカルトディナーをサーブしています。朝食ビュッフェにはスパークリングワインも並びます! 通常、ビーチ沿いのレストランで行われる週末シーフードBBQビュッフェ、今回は悪天候のため、こちらで行われました。とにかく素材が新鮮で美味しい!
ビーチ沿いの「Rak Talay Beach Bar & Restaurant」
波の音が聞こえるほどビーチに近いレストラン。ランチとディナー、いずれもアラカルトメニューをサーブしています。料理はタイとウエスタンからチョイス。ランチタイムはピザ、パスタ、タイ料理など軽食がメイン。また、種類豊富な自家製アイスクリームもおすすめ。
オールドタウンツアー
スノーケリングツアーがない雨季には、オールドタウンツアーがおすすめ。タイ南部ならではの、中華系マレーな雰囲気がノスタルジックで素敵。お土産屋さんもあって、ショッピングも楽しめます。ランタ島の住民は80%がイスラム教徒とあって、マレーシアに近いことが感じられます。また、海の民と呼ばれるモーケン族(チャオレー)の故郷としても知られています。
マングローブツアー
Tung Yee Pengという小さな村が提供しているツアー。マングローブに囲まれた川を手漕ぎボートでゆっくり進み、海に出る所まで行って戻ってくる約1時間のツアー。幽玄とした光景と静寂に包まれ、心が洗われるような体験ができます。ガイドさんはこの村の方で、ランタ島の歴史を英語で教えてくれます。リゾートおすすめのアクティビティの一つなので、ぜひ参加してみて下さいね。
Pimalai オーナー Kade (ゲート)氏 インタビュー
若くしてリゾートオーナーに
このリゾートは父から引き継ぎ、姉と弟と私で管理しています。ピマライは、弁護士だった父が90年代初頭に土地を見つけた事から始まります。「背中に山、目の前に海」という立地は風水的に素晴らしく、ここで何かできないか、ここに移住したい、と考えたのです。当時、ランタ島には電気も無い状態でしたが、1999年にクラビ国際空港が開港し、この島の美しさを海外からの観光客にも伝えたい、とリゾート建築に乗り出しました。同時に島の人々の雇用も生まれ、現在300人以上のスタッフがここで働いています。従業員を家族として大切にするという姿勢も父から引き継ぎました。その結果、スタッフ達は、お客様への対応が向上し、タイでは、ホスピタリティの高いホテルとして昔から認識していただいています。
ランタ島の自然を守る活動
何もない島が観光地化するということは、環境への影響も大きいです。この美しい島の自然を守る為、ピマライは創業当時から「リサイクル」を心掛けてきました。雨水や排水をリサイクルする為、貯水池を設け、生ごみはコンポストでリサイクルしています。リゾートから出るゴミは全体の20%となっていますが、将来的にもっと減らしたいですね。
その為、客室にはアメニティもなく、水もガラスボトルでの提供となっていますが、足りない物があれば、もちろんお届けしますのでご安心ください。
私たちは、シリントーン王女がヨーロッパで学ばれ環境科学の研究を取り入れていて、島の子供たちへの教育にも活かしています。ゴミを見たらすぐに「何とかしよう」と思うマインドセットが浸透しているので、リサイクル、リユース、アップサイクル、とアイディアが浮かび、建物やアートに変わっていきます。私たちは島にある11の学校を対象に、リサイクルコンテストも行っています。
最後に
ぜひこの素晴らしい景色を日本人の皆様にも見ていただければ嬉しいです。ピマライのリピーターゲストはスウェーデンやフランスなど、ヨーロッパから訪れる方がほとんどで、あまり日本の方には知られていないのですが、GM(General Manager)、 FB (Food and Beverages)マネージャーはフランス人ですので、食事のレベルも高く、様々なアクティビティも揃っています。ぜひピマライでしかできない経験を楽しんでください。
Pimalai Resort And Spa
99 Moo 5, Ba Kan Tiang Beach Koh Lanta, Krabi 81150
電話: +66 (0) 2320 5500
HP: Pimalai Resort And Spa
お問合せ
Published · Updated
by WOM 編集部
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2023年08月号
VOL.184 ランタ島の秘境リゾート Pimalai へ行こう
クラビ国際空港から専用送迎車とボートで行くランタ島のピマライリゾート。タイの秘境リゾートとして世界のリゾーターから注目を集めています。 周囲には小さな島々が点在し、スノーケリングスポットも沢山。オフシーズンの雨季でも様々なアクティビティが用意されており、キッズクラブも充実しています。