コラム ワールド通信 日本のオタク文化が生んだ RAPIROがすごい!

日本

Raspberry Pi Robot、略して RAPIRO という組み立てロボットに我が家は注目しています。RAPIRO は日本のロボット作家と町工場、そして3Dプリント技術が作り上げたメイド・イン・ジャパンの二足歩行ロボットで、世界からも注目を集めています。
このロボットの良いところ、まず「かわいい」(笑)。作家のデザインコンセプトは「動くプラモデル」だそうで、男の子の好きな戦闘もののアニメに出てくる ように目を光らせ、ひょこひょこ前後に歩いたり、腕を動かしたりします。これらの動きはリモコンで操作できます。ラジコン好きの息子はしばらくロボットに 釘付けになり、一言「ママ、サンタさんに頼んで! !」。家の中をロボットがウロウロしていたら、まるでペットのように家族で可愛がれるかもしれませんね。
次に、こちら何とドライバーのみで組み立てることができるのです! 親子でロボット製作を楽しみながら、子どもがモノ作りに興味を持つきっかけとなりそうです。
さらに、Raspberry P(i ラズベリーパイ)という小さなコンピューターを組み込めば、RAPIRO に音声や画像を覚えさせることができるのだとか。例えば、店先においてある招き猫のように「お客さんが来たら手を振りなさい」とプログラムしておけば、店 番替わりに使えるかも? またはパソコンにつないで、Facebook や Twitter の管理、天気を教えてくれる秘書ロボットにもなるかもしれません。プログラミングに詳しい上級者にも十分楽しめるロボットらしいです。
最後に、価格がお手頃なのも魅力です。本体価格が4万円をきっています(Raspberry Pi は別売り)。試作品を3Dプリンターで製作したことで、開発コストを抑えることが出来、低価格が実現したそう。
このロボットを目の前で見たとき、家族で興味津々しばらく見つめていたわけですが、はてさて、本当にサンタさんに連絡するかまだ検討中です。4万円、この 投資によって、将来わが子がもっと素晴らしいロボットを開発するかもしれない(?)ので必要経費とすべきでしょうか…。

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