第47回 LIB STORY
◎案内人: 大久保剛志 (おおくぼごうし)
WOMの読者は女性が多いけれど、毎月のアンケートに答えてくれる男性も多いんです! 最近は単身赴任やシングルの若い男性も増えているバンコク駐在員事情。今どきのお洒落な日本人男性に、おすすめ情報をお届けします。
快適空間でムーガタを食べよう!
ジンギスカン鍋のようなプレートで肉やシーフードを焼きながら、周りの溝にスープを張って野菜や練り物をグツグツ煮て頂く、焼肉としゃぶしゃぶを合わせたようなムーガタ。タイ人はもちろん外国人にも人気のタイ料理ですが、今回はアソークにある日本人&タイ人オーナーの店を紹介します。
Goshi「こんにちは。いつもお世話になってます! 早速ですが、簡単に自己紹介してもらえますか?」
オーナーの守田さん(以下、守田)「はい。タイでアパレル、美容、飲食店を展開している守田といいます。この店は妻のカミンが中心となって運営しています」
Goshi「カミンさんはタイの方ですよね?日本語がお上手ですね」
カミンさん(以下、カミン)「ありがとうございます。この店はライブ演奏ができる設備を整えているんですが、木曜と金曜の夜は私がシンガーとしてマイクを握ります。日本語の歌も歌えますよ」
Goshi「凄い! 次回リクエスト入れますね(笑)」
カミン「宇多田ヒカルとか一青窈とか(笑)」
Goshi「おふたりに質問なんですが、このレストランを始めたきっかけって何だったんですか?」
守田「僕たち、もともとムーガタが好きで、コロナ禍の時、よくベランダでムーガタを食べていたんですよ。その時に妻のお母さんに教えてもらったナムチム(たれ)を作ってみたらものすごく美味しくて、これ店できるレベルじゃない? って話していたのが、たまたまご物件のご縁もあって実現した感じです」
Goshi「なるほど、内装も素敵だし、ムーガタも本当に美味しい。好きだからこそ、こだわった店づくりができたんですね」
守田「ムーガタってストリートフードの代表みたいな料理だから、屋外型の店で、暑い中、煙に巻かれながら食べるのが一般的ですが、クーラーがあって、衛生的で、煙くなかったらもっと日本人の方が楽しめるんじゃないかって思ったんです。幸いこの辺はオフィス街だし、会社帰りに同僚と一杯っていう時に使ってもらえたら嬉しいです」
Goshi「ムーガタはタイ料理の中でもかなり食べやすいですもんね」
守田「そうなんです。パクチーも入ってないし、うちはナムチムの他にポン酢も添えているので、安心してご利用いただけると思います」
Goshi「ちなみに、客単価ってどれぐらいなんでしょうか?」
カミン「ビール飲みながら食べて、ひとり500バーツぐらいかな」
Goshi「ビール込み!? お手頃ですね。タイ人スタッフも連れて来やすいし、これからも利用させてもらいますね。ムーガタ以外にもメニューはあるんですか?」
守田「タイ人なら知ってると思うけど、Jaew Honっていうイサーンの鍋、知ってますか?」
Goshi「聞いたことないです」
守田「チムチュムみたいな小さな鍋で、ちょっとクセのある辛いスパイスで食べる鍋なんです。辛いものが好きなら是非お勧めです。ムーガタにそのスパイスを入れて味変しても美味しい」
Goshi「へー、気になります。あと、今更なんですが、お店の名前のLIBってどういう意味なんですか?」
カミン「Life Is Beautifulを略しました(笑)」
Goshi「素敵なネーミング! これからもおふたりで頑張ってくださいね!」
※記載のメニュー・価格などの情報はWOM本誌掲載当時のものであり、予告なく変更になる場合があります。
お問い合わせ
LIB STORY
スクムビット・ソイ21(アソーク)
電話: 089-962-0340
営業時間 16:30~24:00
大久保剛志 (おおくぼごうし)
宮城県出身。ベガルタ仙台、モンテディオ山形などを経て、バンコク・グラスFCへ。その後、PTTラヨーンFC、京都サンガFC、MOFカスタムユナイテッド、ネイビーFCなどを経て、現在バンコクFCに所属。みやぎ観光PR大使。YUKI FOOTBALL ACADEMY主宰
IG: goshi40
Published · Updated
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