コラム コスメパーラー Vol.106 コロナ禍のマスク荒れを防ぐポイント(その2)メイク編

タイを拠点に活躍する美容研究家IKKYUUのビューティコラム Cosme parlor

Vol.106 コロナ禍のマスク荒れを防ぐポイント(その2)メイク編

コロナ禍のマスクをした状態のメイクアップを、皆さまはどのように工夫されていますか?先月号でお知らせしましたように、マスク内は高い温度、湿度、分泌量の多い汗、皮脂の影響でメイクが崩れやすくなっています。ファンデーションやチーク、リップが崩れてマスクにつくのが不快で、ファンデーション、チーク、口紅の使用頻度を減らしたり、やめられる方が増えています。「草花木果」ブランドの化粧品会社調査によりますと、

マスク着用時にファンデーションの使用を

減らした方 51%
やめた方 11%

チークの使用を

減らした方 35%
やめた方 25%

口紅の使用を

減らした方 41%
やめた方 30%

と6~7割の方が、使用頻度を減らすかやめられています。マスク内のファンデーションやチークを落ちにくくするには、トランスルーセント(透明タイプ)のパウダー(粉白粉、プレストタイプではないもの)をメイクの仕上げに、パフでむらなく抑え込むようにつけます。最後にハンドプレスで丁寧にお肌に抑え込むことにより、化粧崩れがしにくくなります。口紅は落ちにくい口紅を選んで下さい。口紅を使用されない場合も、唇の保護のためにリップクリームやリップバームの使用をおすすめします。使用されるファンデーションはリキッドタイプを薄くつけることが理想的です。肌タイプに合ったBBクリームをファンデーション代わりに使うことも可能です。どちらの場合も最後は必ずパウダー(粉白粉)で押さえて下さい。白いマスク着用時には、顔のかなりの部分が白く覆われますので、濃い色のアイメイクは避けられて、明るい系のアイシャドウを使用されると、顔全体のメイクバランスがとれてナチュラルに見えます。

by IKKYUU 「美容研究家」

ハリウッド映画、ミュージックビデオ、CM等のメイクを実施。故ダイアナ妃、IMAN等のヘアスタイリスト KEVIN MICHAELS 氏のショーメイクを担当。タイの好感度No.1スーパーモデル“ルックゲイ”、NYのトップ10モデル“フローレンス”など世界で活躍するモデル、女優に美肌ケアを指導。現在は「成功ロゴマーク」の鑑定や制作、「おもてなし道」の講師としても活躍中。

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