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2011年の私は極々平凡な専業主婦。どこで暮らしてもきっと何も変わらない、炊事洗濯子育ての日々。タイへの赴任が決まった時、海外生活への不安も期待もなく、生活を想像することもなく、パスポートだけを入手し飛び立ちました。そして、降り立った微笑みの国で待っていたのは、キラキラピカピカに輝く駐妻たち(笑)。皆さんとても意欲的で活力に満ちていて眩しかった。親切な方も多く、何も知らない私に様々なアドバイスをくださって、色々な世界に連れ出してくれました。出不精な性格の私からは想像できないほど、バンコク生活を満喫し、数年後、帰任となりました。
さて、どこに住もう…。関東に土地勘のない私達夫婦は、皆さんにアドバイスをいただき、帰国子女の多い神奈川県某地域に住むことにしました。子供たちはインターナショナルスクールのサバーイ生活から、日本の画一的義務教育へ。「さあ、長い夏休みはもう終わり。炊事洗濯子育ての日々に戻ろう、やっぱり私は高級ランチよりお茶漬けが好きな凡人主婦!」残念半分、ほっとしている自分もいました。
ところが、蓋を開けてみたら、子供の通う公立学校にはハーフの子や帰国子女がわんさか。知り合う方々も帰国子女ママだらけ。ネイティブ並みに英語が堪能な子供達の姿も。ここには、アヤさんこそいませんが、ルンバがいます。素敵なお店でランチもできます。皆さん、多趣味で意欲的、キラキラくるくる輝いています。極めつけは大皿に料理を持ち寄って、全国の美味しいお菓子をつまみに夜な夜なパーリー。
バンコク駐在生活は飛行機に乗ってのりこむ竜宮城、帰任とともに醒める夢。そう思っている皆さん、引っ越す場所によっては、まだまだ夢は続きます。
2011年から2017年までバンコク駐在。夫、9歳の息子、11歳の娘と4人暮らし。海外に全く興味がないにも関わらず何かと縁があり、N.Y在住の姉がいる。
Published 2019/01/12 09:00:13 · Updated 2019/02/27 17:33:10
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2008 年、セントラルワールドの開業と同時期に創刊したWOM バンコク。 タイ在住日本人の皆さんが、タイ生活をエンジョイするきっかけになれば、と美容、旅行、食、ショッピングなど幅広く情報を発信..
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