コラムツナ缶で☆ラープ

ツナ缶で☆ラープ

タイ料理は大好きだけど、家で作ることなんてないと思っていました。将来日本に帰ってからも、材料が揃わないかもしれないし、グリーンカレーやパッタイならセットで売っているものでも十分おいしく作れるし。よって、タイ料理教室に通うこともなく月日がたっています。ところがある日、ランチで食べたラープの味が忘れられず、これを家で作れないかな、作れそう!と思い立ち、試行錯誤で作ってみたら、辛さも甘さも自分好みに調節でき、さっぱりとした仕上がりにすっかりやみつきになってしまいました。鶏や豚ミンチで作る定番ラープもおいしいですが、ツナでより簡単にしてみました。

材料

ツナ缶 1缶
シャロット 小さいもの4~5かけ
青ネギ 少々
ミントの葉 適宜
マナオの絞り汁 2~3個分
調味料 ひとかけ
ナンプラー 大さじ2
砂糖 小さじ1
赤唐辛子(乾燥・荒らびきのもの) 適宜
カウ・クワ 適宜
   

作り方

1.ツナ缶はオイルをよく切ってほぐしておく。シャロットは皮をむいて薄切りに、青ネギは刻んでおく。ミントの葉は茎の部分は捨て、洗って適当に刻んでおく(手でちぎってもよい)。

 

2.ボウルにほぐしたツナとその他の材料とカウ・クワ意外の調味料を全て入れ、よく混ぜる。

 

3.食べる直前にカウ・クワを混ぜる。

POINT!

レストランで食べたラープのザラザラしたしたものの正体はカウ・クワ(カオ・クワ、カウ・クワポンともいう)でした。つまり、炒ったもち米をつぶしたものでした。市販されているようですが、いつも行くスーパー等では見つけられなかったので、作ってみることに。もち米を少しこんがりする程度にフライパンで炒り(何粒かがポップコーンのようにはじけてくるくらいまで)、ミキサーかミルサーにかけるか、すり鉢で粒がほんの少し残る程度にすります。これを、食べる直前に和えるとあの独特の香ばしい粒々した食感になります(和えてから時間がたってしまうと、粒々感がなくなってしまうので注意)。ラープは、鶏や豚ミンチで作る際、茹でるのが一般的なようですが、私はしょうが汁を加えて炒めて作っています。また、戻した春雨を2〜3センチに切ったものを混ぜたものもよく作ります。マナオは種を通らない切り方(縦に中心を残して切る)にすると絞りやすいです。マナオ多め、ミントの葉どっさり、そして甘さ控えめで辛めのラープが私好み。みなさんも、自分好みのラープを是非、手作りしてみてください!

by WOM 編集部

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