コラム タイ野菜でべジフルライフ 第142回 ヒマワリモヤシ(タンタワンゴーク)

タイ野菜でべジフルライフ

第142回 ヒマワリモヤシ(タンタワンゴーク)

ヒマワリモヤシ(向日葵萌やし)
Sunflower Sprout
ทานตะวันงอก (タンタワンゴーク)

スーパーで見慣れぬ野菜をみかけたらどうしますか?そもそも目がいかないという方も多いようです。気がついても、なかなか知らないものには手が出ないですね。値段がお手頃だったらぜひ試してみてください。何に似てるかな~と、似た野菜のアレンジをすればいいでしょう。食卓が毎日同じと悩まれている方、今月は、チャレンジ月間にしてみてはどうですか?スーパーに行くのが楽しくなりますよ!

ヒマワリモヤシのホットオイルサラダ(2人分)

  • ヒマワリモヤシ … 150g
  • ベーコン … 50g
  • ヒマワリの種 … 10g
  • カボチャの種 … 10g
  • 温泉卵 … 1個
  • ミニトマト … 3~4個
  • オリーブオイル … 大さじ3
  • ニンニクのみじん切り … 大さじ1
  • トウガラシ … お好みで
  • しょう油 … 大さじ1
  1. フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火で加熱します
  2. ベーコンを1cmにカットしてフライパンに入れ、カリカリしてきたら火をとめておきます
  3. 皿に洗って水を切ったヒマワリモヤシを並べ、真ん中に温泉卵を落とし入れます
  4. ヒマワリとカボチャの種、トマトをお好みにカットしてちらします
  5. フライパンをもう一度加熱し、しょう油を入れてよく混ぜて、アツアツになったらサラダにまわしかけます

サラダにする場合は、食感がしっかりしているので、ナッツ類と合わせるとモリモリと食べられます。せっかくですからヒマワリの種を利用、手軽に手に入るカボチャの種も使いましたが、ミックスナッツなどでもいいでしょう。かさばるので盛りつけが150gしかできませんでしたが、ペロッと食べられます。脳によくストレスにもいい食材だそうですが、しっかり噛むこといい効果を生んでいるようです。メインにしなくても、他のサラダのトッピングにしてもいいでしょう

ヒマワリモヤシ(向日葵萌やし)

タイで何年か前に売り出され、今ではすっかりスーパーの常連です。ナッツのような甘味があり、ちょっとたくましい食感は、タイ人の好みなのでしょう。栄養価が高いのも注目の理由です。ヒマワリの種に含まれるリノール酸やオレイン酸、たんぱく質、ビタミンB群に加え、スプラウトは、ビタミンCやE、セレンや葉酸も含みます。心臓病のリスクを防ぎ、コレステロールや血圧を安定させ、肺や呼吸器にもいいそうです。胎児の神経や脳の発達を促進し、ストレスを軽減する働きもあるので、妊婦におすすめです。サラダや炒め物、スープや鍋の具など幅広く使えます。加熱するとちょっと色が残念ですが、美味しいですから気にせずモリモリどうぞ。

青澤直子

健幸料理研究家(野菜ソムリエ&雑穀エキスパート)
健幸料理の店 SALADee
491/14-15 Silom PlazaGF, Silom Road

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