魅惑のバリ

特集記事魅惑のバリ

インドネシア・バリ島はアジアを代表するリゾート島。
バリは、青い海が広がるビーチ側と、鬱蒼としたジャングルに囲まれたウブド側で全く表情が異なります。
今回ご紹介するのは、バリ最大級の施設を持つラグジュアリーリゾート「ムリアリゾート」と、長年、日本人ゲストに支持され続けているウブドの「ロイヤルピタマハ」です。バリのリゾートは宿泊料金が比較的お手頃なのも魅力!お楽しみに。

バリ最大クラスの大型高級リゾート「ザ・ムリア、ムリアリゾート&ヴィラ」。東京ドーム6個分ほどの敷地に、コンセプトの違う3つの宿泊施設とダイナミックな建築で話題の広大なプールを備えています。世界のリゾートを評価する数々のメディアから、2018年だけでも10個以上のアワードを受賞しているムリアですが、その理由は、施設の素晴らしさやビーチフロントという立地の良さに加え、スタッフのホスピタリティレベルの高さにあります。750室以上もある客室が常に8割程度埋まるという人気の秘密は、リピーターの多さにあるよう。格付けは「6つ星」とも言われるムリアですが、料金は意外にお手頃! バリ島旅行にお勧めの一軒です。

家族構成に合わせて選べるゲストルーム

ムリアは大きく分けて3つの宿泊施設に分かれています。まずはプールを囲むように2棟ある「ムリアリゾート」。ワンベッドルーム、バスタブ付きで広さ57㎡というタイプがスタンダードで、大人2名、12歳以下の子供1名まで宿泊することができます。4人家族の場合はロイヤルスイートがお勧め。83㎡の広さがあり、備え付けのソファーベッドがエキストラベッドとして機能しており、寝心地が良いのがポイント。ロイヤルスイートは全部で90室あり、スイートにしては料金が手頃なのも嬉しい。

ムリアのリゾート施設を隅々まで満喫!

大型高級リゾートならではのファシリティを持つムリア。特にレストランは外部からのゲストも多く訪れる人気店揃いですが、まずは「ムリアスパ」からご紹介します。こちらのスパは、サウナ、ハイドロプール、アイスルーム(氷点下)、ハマム、ウォータートリートメント、アーユルヴェーダといったウェルネス設備が充実しており、ビューティサロンも併設しています。魅力的なトリートメントメニューばかりですが、世界的に評価の高い“バリニーズマッサージ"は、バリ旅行のToDoリストに欠かせません。

「THE CAFE」

ムリアのシグネチャーレストランがこちら。400席の大箱レストランで、朝昼夜ともビュッフェを提供しています(アラカルトのオーダーも可能)。リゾートに宿泊しているゲストはもちろん、外部からの利用も可能となっており、誕生日パーティーの会場として使われることも多いそう。レストランの中は、韓国料理&バーベキュー、ヌードル、タイ料理、インド料理、インドネシア料理、西洋料理&パスタ、和食&シーフード、スイーツのコーナーに分かれており、それぞれ専門のシェフ付いて料理をサーブしています。

アユン川を望む渓谷ビューが印象的な「ザ・ロイヤル・ピタ・マハ」は、2004年にオープンして以来、長年に渡り、ウブドを代表するリゾートとして人気を博しています。こちらは自然豊かなこの土地を所有するウブドの王家が運営するホテルの一軒。谷底まで続く12ヘクタールの広大な敷地に、75棟のプールヴィラ、大規模なスパ、レストランなどが達ち並び、「天女が舞い降りた地」という伝説に基づくモチーフが随所に見られます。ウブド中心部、モンキーフォレストまで車で10分と近く、無料シャトルバスが1日7便出ているのが嬉しい。伝統工芸と芸術、バリ舞踊にショッピング、ウブド観光を思い切り楽しんで!

ウブドの自然に癒されながらのヴィラ滞在

ロイヤル・ピタ・マハは全ての客室がプール付きのヴィラタイプとなっており、広さは300㎡から。寝室、バスルーム、リビングが独立した優雅な造りに加え、渓谷ビューのインフィニティプールがあるのが魅力。この立地と設備なら、宿泊費もさぞかし高いだろう、と思われがちですが、手が届く料金なのも人気の理由。日本人には昔から人気があり、リピーターも多いそう。開業から15年以上の年月を経てなお「世界の美しいホテル&リゾート100」という書籍の2018年版にピックアップされており、運営努力が感じられます。

ラグジュアリースパでとっておきの時間を過ごす

「Royal Kirana Spa」は、スパとして独立した敷地の中に、サウナやジャグジープールなど充実したファシリティを持つラグジュアリースパ。もともと日本の資生堂がロイヤル・ピタ・マハの敷地を借りて建てられたスパで、現在はリゾートが運営を引き継いでいます。自然の風を感じながらトリートメントが受けられるオープンエアの個室が特徴的。ウブドの中でも予約必須の人気スパです。

旅の終わりに、華麗なるバリ舞踊の世界を堪能

最後に「ロイヤル・ピタ・マハ」を運営するウブド王家と縁の深い、プリアタン王家が持つティルタサリ楽団のバリ宮廷舞踊をご紹介します。こちらの楽団は1978年、天才演出家A・A・グデ・ングラ・マンデラ氏によって創立されて以来、日本やアメリカなど海外公演でも高い評価を得ており、そのステージではバリ舞踊の神髄を観ることができます。