特集記事 噂のアーバンデザインホテル Part.2
噂のアーバンデザインホテル Part.2
バンコクに増えつつある "アーバンデザイン" ホテルの魅力をお伝えしていきます。
ST.REGIS Bangkok
ラチャダムリ
TEL.0-2207-7777
シェラトンなどを世界に展開しているスターウッド・ホテル&リゾーツの最高級ブランド、セント・レジス。1904年にニューヨークで創業した歴史あるホテルです。ロケーションにこだわる同ホテルですが、バンコクで選んだのは「ロイヤル・バンコク・スポーツクラブ(RBSC)」を眼下に見下ろす事の出来るラチャダムリ。ゲストルームからはもちろん、レストランやバーからも輝くような美しい芝生を眺める事が出来ます。セントレジスに受け継がれてきた100年の歴史と伝統の数々、ぜひ実際に体験してみて!
1.ピアノの生演奏を楽しみつつ、セントレジス伝統のアフタヌーンティーを楽しむ事のできる「The Drawing Room」
2.「The St.Regis Bar」で、RBSCを眼下にセントレジス発祥のブラッディ・マリーはいかが?
3.グランドフロアにあるイタリアンレストラン「jojo」は、ウォークインでも入りやすい雰囲気。ランチコースもあります。
4.また、同じフロアにロンドンの有名日本食レストラン「Zuma」もオープン。そちらも必見です!
SPA
イギリスで20年目を迎えるスパ専用スキンケアブランド「Elemis」の直営スパが入っています。天然の美容有効成分と最先端技術を組み合わせたトリートメントが特徴で、ことアンチエイジングに関しては業界トップレベルの評価を得ています。主な設備として、サウナ、ジャグジーのほか、照明、音楽、アロマ、テイスト(お茶など)、マッサージを通して五感へのテラピーを同時に行うトリートメントルーム、痩身マシーンのエンダモロジートリートメントを行うトリートメントルームなどを備えています
ゲストルーム
デラックスルーム、スイートルーム、合わせて227室のゲストルームがあり、最も部屋数の多いカテゴリーはグランドデラックスルーム。床から天井まで届く大きな窓からは、眼下にRBSCを眺める事ができ、また、セントレジス伝統のバトラーサービスも全室に付いています。高級感溢れるインテリア、最新設備の整ったルームファシリティー、ワンランク上のバンコクステイをお望みなら、是非こちらのホテルがお勧め。
1.カロラインスタースイートルームの寝室。全室、ベッドシーツは、高級エジプシャンコットンを使用
2.RBSCビューのバスルーム
3.RBSCビューのバスルーム
メインダイニング
レストラン「VIU」は12階にある絶景レストラン。毎週日曜日に実施しているサンデーブランチ(12時~16時・ 2,400バーツ++/1人)の際には、RBSCで行われている競馬を観戦することも出来るのだとか。こちらのブランチ、料理の内容も豪華なことで有名です。また、平日のランチタイムにもお手頃なセットランチがあるので、是非利用してみて!
4.前述のブラッディ・マリーはこちらのバーカウンターで。セントレジスでは、各ホテルごとにご当地マリー(カクテル)を考案しており、バンコクではチリの入った "サイアム・マリー" を提供中
5.かつて、ニューヨークのセントレジスシグネチャーとされていたアフタヌーンティーセット。毎日午後2時から6時まで実施しています。料金は、クラシカルタイプで 950バーツ++/2人。タイ在住外国人マダムにも人気があります
スイミングプール
シティホテルの定番、ナイスビュースイミングプール。こちらもRBSCビュー。ちなみにこの "ロイヤル・バンコク・スポーツクラブ" というのは、超高級会員制スポーツクラブ。タイの大物政治家や著名人などがメンバーとなっています。バンコクの中心部に広大な敷地を所有し、ゴルフ、ポロ、乗馬などが行われています。
HOTEL SOFITEL SO BANGKOK
サトーン
TEL.0-2624-0000
モーリシャスに引き続き、2番目のSoブランドとなるソフィテル・ソー・バンコク。今、バンコクで最もラグジュアリーで、お洒落なホテルとしてメディアに取り上げられています。5つのエレメンツをテーマに、タイを代表する5人のインテリアデザイナーが各エレメンツ毎のフロアーをデザイン。監修にフランスのデザイナー、クリスチャン・ラクロワが入り、スタッフのコスチュームデザインも手掛けています。Soブランドの特徴は、その土地の文化を最大限に取り入れる、という点。古くからタイに伝わる伝統や神話、手工芸などからインスパイアされたデザインを随所に見る事が出来ます。場所はラマ4世通り沿い、ルンピニ公園のちょうど向かい側。最寄り駅はMRTルンピニです。
1.各スタッフ、デザイン違いで3着の制服を持っています。タイ伝統のテキスタイルをラクロワらしいデザインで
2.30階、ルーフトップバーからの眺め
3.10階には開放感溢れるインフィニティプールが
SPA
神話の森をイメージした内装デザインの「So SPA」。ホテルのモットーに従い、タイブランドのスパプロダクトを採用しています。珍しいメニューは「チャクラバランシングトリートメント」(30分 1,500バーツ)など。
ゲストルーム
メタル、ウッド、アース、ウォーター。ゲストルームはフロアごと4つのテーマに分かれ、それぞれ異なるデザイナーがデザインを担当しています。どのタイプも個性的で素敵な部屋ばかり。
メタル・エレメント
サブテーマは純粋とモダン。真っ白な内装にシルバーのメタルモチーフと薄グレーのファブリック。ともすると "冷たい" イメージになりがちなメタルというテーマを、色の配分と素材使いで、ピュアな雰囲気に仕上げています。
ウッド・エレメント
サブテーマはエレガンスと静穏。一見簡単そうに思える "木" を使ったインテリア。けれどここで求められるのは素材としての "木" ではなく、"木" のイメージ。この部屋にいると、大きな木に寄り添っているように心を落ち着ける事ができそう。
アース・エレメント
サブテーマは不思議と豊富。ブルーに塗られた壁とカーテンには、タイの動物古代画が描かれ、さらにその壁は曲線になっています。宇宙の中に存在する地球の不思議、その地球上にある豊富な水や資源、そして様々な生物の存在を部屋全体で表現しています。
ウォーター・エレメント
サブテーマは洗練と静寂。水の透明感を表現したインテリアデザインとなっており、特にガラス張りのバスルームが印象的。また、壁の一部に使用しているマーブル模様の大理石がミステリアスな雰囲気を醸し出しています。
ルームファシリティ
1.illyのエスプレッソマシーン
2.男女別々のバスアメニティグッズ
3.アース・エレメントのゲストルームナンバー表示
4.テレビの代わりに、238室全てにAppleのMacminiを完備。衛星テレビの視聴、インターネット、ゲームなどが出来ます。また、Wi-Fiも無料で利用可能となっています
レストラン&バー・カフェ
ファイアー・エレメントのフロア (7階) は飲食施設。メインダイニングは、各国料理のクッキングステーションが並ぶビュッフェレストランの「Red Oven」。ここから眺めるルンピニ公園は、まるでN.Y.のセントラルパークを見ているよう。大きな公園と都会のビル群のコントラストを楽しみながら、クオリティの高い料理の数々を楽しんで。中でも日本食コーナーには寿司カウンターがあり、人気が高いそう。ランチビュッフェ 900バーツ+/1人、ディナービュッフェ 1,100バーツ++/1人、と5ッ星ホテルにしては手頃な料金なのも魅力。
1.ランチタイムに眺めの良いレストランを探しているなら是非お勧め
2.ほぼワンフロア全部使っているので広い!
3.日本食ステーションコーナー
4.前菜、メイン、デザートまで、全てのステーションが活気に溢れています
5.フロアの一角にあるミーティングスペース。こちらはビジネスミーティングにお勧め
6.エレベーターホールに大きな純白のトナカイが。他にも不思議な動物オブジェが沢山
流行に敏感なバンコクのセレブリティに人気のあるルーフトップレストラン&バー「Park Society & Hi So」。ハイソー(お金持ち)とハイSo(Soの高いところ)を掛け言葉にしたネーミングが面白い。写真は29階のレストラン部分。120席あり、雰囲気の良いプライベートシーティングもあります。ここからさらに、「Hi-So Only」と書かれた階段を上がったところにはVIP御用達スペースが。
グランドフロアにある「Chocolab」は、まさにラボのようなチョコレート専門店。カフェスペースもあり、店内でケーキなどを楽しむ事が出来ます。装飾品など、あらゆる物がチョコレートで出来ていて楽しめるはず。また、手土産を探している時にも重宝します。
Published · Updated
by WOM 編集部
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バックナンバー情報..
2012年08月号
VOL.54 噂のアーバンデザインホテル
世界の大都市に行くと、都会的でお洒落な高級シティホテルによく遭遇します。ここバンコクにも、その新しいジャンルのホテルが最近増えつつあるってご存知でした?誰もが知る老舗ファイブスターホテルが展開するもの、ローカルカンパニーが運営するもの、経営者も経営方針も様々ですが、その共通点は、建築デザインや内装が都会的でモダン。そう、“アーバンデザイン”であるということ。NO.54(2012年8月号)では、知っていたらちょっと格好いい、バンコクのお洒落ホテル情報をお届けしています。