Vol.Vol.60-2
真のヒーリング
▲ ヒーリング アートワークショップ
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東京都生まれ。チリ、タイ育ち。大学で心理学専攻後ピラティス、リコネクティブヒーリング、メディテーション、カバラ数日術、オーラソーマ、バッチフラワーレメディー、ビーマーライトペンヒーリング、メディカルアロマテラピー等を学ぶ。 ブログ:http://ameblo.jp/synchro-serendipity
日本・東京
ヒーリング関連の仕事を始めて暫らく経ちますが、思い返してみれば子供の頃から人や動物、花や木々の心や状態、目に見えない世界にとても興味がありました。自然と大学では心理学を専攻し、興味があることを少しずつ学んできた結果、気が付けばいわゆる「ヒーリング業界」に辿りついていました。今では長い海外生活を通して学んだ語学を生かし、ヒーリング関連やカウンセリングの通訳もするようになりました。こういった仕事を通して感じることは、いかに沢山の人達が「癒し」を求めているかということです。文明も発展し物質的にも一見豊かになったかのように見える現代社会に生きる人々は何故、今最も癒しを必要とするようになったのでしょうか。
私自身は、自分なりに様々なことを経験する中で表面的なものでは本当に満たされることはないのだと気が付くことが出来ました。美味しいものを食べたり、旅行に行ったり、可愛い洋服を着たり、映画を見たり、美しい音楽を聴いたり、友達と遊んだり。そのどれをも自分自身が内側から満たされていなければ本当の意味での楽しみを受け取ることが出来ないことです。
ヒーリングは誰かを癒す助けをすることが出来ても、誰かを癒すことが出来る訳ではありません。その人自身が自分を癒すという決断をすることで漸く本当の意味での癒しが訪れます。何かを通して、自分自身を癒したいと感じている人達が本当の意味で自分を癒す覚悟が持てるように、少しでも目の前にある日常の中にある幸せを受け取ることが出来るように、ヒーリングはそういったお手伝いをしてくれるのではないのでしょうか。
心の目が曇ってしまうと目の前にあるものを有りの侭に見つめることは出来ません。心が閉じてしまうと、目の前にある幸せを受け取ることが出来ません。曇ってしまった心の目をクリアにしてこそ有りの侭を見つめることが出来るようになります。有りの侭を見つめることが出来てこそ、本当は既に目の前にある幸せを受け取ることが出来るのです。特別スピリチュアルな事に開花することでもなく、ただ100%目の前のことを受け入れることで癒しと幸せがやってきます。心と肉体を持って、地に足をしっかりと付けて生きていくことこそが真のヒーリングでありスピリチュアルな生き方なのではないでしょうか。私もヒーリングの仕事や日常生活を通して出会う事や人達、そしてそれらを通し自分自身と向き合うことで、より地に足を付けて沢山の人の力になれるように日々頑張ります!