コラム鍋いっぱい☆夏野菜煮込み

鍋いっぱい☆夏野菜煮込み

最近、王室プロジェクトの野菜がよく出回っています。スーパーは勿論、オートーコー市場では、コンスタントに手に入るので有り難いです。新鮮できれいだし、他ではあまり見かけない緑の濃いゴーヤーも手に入るようになって本当にうれしいです。鮮度が良いと日持ちもします。セントラルワールドで王室プロジェクトのフェアがあった時は、どっさり買って帰り、早速、この夏野菜の煮込みを作りました。

味付けは塩だけのシンプルさで作り方も簡単。切ってお鍋に放り込むだけ。イタリアではラタトゥイユと言い、材料をもっと小さく切って作ったものはフランスではカポナータと呼ばれています。今回は、新鮮な夏野菜を大ぶりに切ってコトコト煮てみました。熱々でも冷たくしてもおいしく、冷蔵庫で4~5日持ちもします。

材料

なす 2本
ズッキーニ 1~2本
パプリカ(緑) 1個
パプリカ(赤) 1個
いんげん 1袋
玉ねぎ(大) 2分の1個
にんじん 2分の1本
トマト(完熟) 2個
にんにく 2かけ
   
調味料  
オリーブ油 大さじ2
適宜
   

作り方

1.なすはヘタを取り、2センチの斜め切りにする。ズッキーニは長さを3等分にし、それを更に4つ割りにする。パプリカはヘタと種を取り除き、6~8つ割りにする。玉ネギ半分は大きめのくし型に切る。トマトも6~8つ割に切っておく。いんげんは筋があれば取り、ヘタを切っておく。

 

2.厚手の鍋にオリーブ油とつぶしたにんにくを入れて火にかける。油が温まって、にんにくの香りがたってきたら1の野菜を入れる。トマトは鍋の淵に沿って入れるとよい。

 

3.最後に塩小さじ1程度を振りかけて蓋をし、中火で約20分煮る。

 

4.塩少々で味を調えてざっくり混ぜ、更に20分煮る。

POINT!

同じように夏野菜を使ってミネストローネを作る時は、ローリエやイタリアンハーブミックス(乾燥)を加え、チキンブイヨンを使いますが、この煮込みはあえて塩だけでシンプルに作ります。野菜だけの力で、本当においしいのです。野菜は煮込む前は、お鍋からはみ出すほどで、むりやり蓋を閉めて煮込むのですが、出来上がりはカサが減り、野菜から出たスープでいっぱいになります。是非、お試しください!

by WOM 編集部

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