
「タイを訪問される際のご注意」で考えた
タイ訪問を予定している方へ …
「タイを訪問される際のご注意」で考えた
タイ日幾つかの政府機関から、タイを訪問する際の服装などについてのご案内が出ました。礼儀礼節として大切なことです。今、バンコクでは国・人種問わず、大多数の人が黒を基調とした装いです。
「外国人、旅行者には黒着用を要求されていませんが、なるべく落ち着いた服装あるいは、黒いリボンを…」という通知内容をご覧になった方もいらっしゃいますよね。「えー、どうすればいいの?」なんて声もあるようで…
何を着たらいいの?
何をしちゃいけないの?
素朴な疑問…を改めて考えました。
すべきことは、特別なタイミングのことではありますが、決して特殊なことではないのではないでしょうか。
もし、知り合いの喪中の方のお宅を訪ねることになった場合、どう振る舞うだろう?
派手な服装(派手な色、ケバケバしいデザイン、露出が高いものなどなどなど)は控える
ドタバタしない、騒がない
お仏壇、お祭壇があれば、手を合わせる
差し支えない場所で話す
儀式的なことを離れたこういう場では、こうしなければ、ああしなければ、というルールはありません。それでも相手の方々のお気持ちを考え、こういったことをすんなりできる方は多いのではないのでしょうか。
今、タイを訪れることになったら、同じ気持ちの延長でいいのではないかと思うのです。
大切な人を亡くした相手とその心を思い敬う気持ち
それをどう態度に示すのか
基本的な心の持ちようは、大きさによらず、同じことなのではと思います。
「相手のご家庭」をバンコクやタイのスケールに置き換えてみる
そして、
大切な人を亡くした国に対して、その方を偲び弔う気持ちに敬意を払う。
宗教とか民族などに関わらず、ただ相手と相手の気持ちに敬意を払う。
そう思えば、ルールではなく、いかに気持ちを表現するかの方法なのだと思います。
そう思うと、政府や企業の作るルールだからではなく、自然と身につけるものもそれなりに選ぶようになるのではないかと思います。
そう考えた時、難しくルールと思って対応するよりも、ずっと楽に考えられるようになりました。