コラム からだ想いのごはん手帳 第1回 香りを味方に。レモングラス炊き込みご飯
第1回 香りを味方に。レモングラス炊き込みご飯
はじめまして。パンコク在住の野菜ソムリエ、タイ料理研究家の中島純子です。
「毎日の食事は、いちばん身近な健康づくり」。これは、私が長年食と向き合うなかで実感してきたことです。自分自身の体も、家族の健康も、日々の食事に支えられています。先月まで連載されていた「タイ野菜でベジフルライフ》」は、多くの方に親しまれてきた歴史あるコラムでした。私もその連載や、コラムを担当されていた青澤さんから、多くを学ばせていただきました。そのバトンを受け取り、今月からこの連載を担当させていただきます。積み重ねられてきた豊かな知恵を大切にしながら、私なりの視点でお届けしていけたらと思っています。
タイには、栄養価の高い野菜や薬効のあるハーブなど、体を整えてくれる食材がたくさんあります。この連載では、そんなタイの食材の魅力と、家庭で無理なく取り入れられる健康的なレシピや食べ方を、わかりやすくご紹介していきます。「おいしく食べて、元気になる」。そんなヒントをお届けできればうれしいです。どうぞよろしくお願いします!
5月のタイは、まだまだ体にこたえる暑さが続きます。食欲が落ちたり、なんとなく疲れが抜けにくかったり。そんなときこそ香りの力を味方に。今回ご紹介するのは、レモングラスを炊き込んだ爽やかな香りのごはん。気分をすっと整え、食欲をアップしてくれます。また抗菌作
用があるともいわれ、暑い時期の食卓にも心強い存在。薄くスライスして炊き込んでみたら、シャキシャキ食感が楽しいアクセントになりました。いつものごはんにタイの風を添えてみませんか。
レモングラスと鶏の炊き込みごはん

材料
米………………..2合
鶏モモ肉…………..1枚
ライム果汁…………大さじ1
レモングラス……….3本
しめじ……………50g
にんにく………….1片
ナンプラー………..大さじ2
塩こしょう………..少々
パクチー………….適量

つくり方
①鶏もも肉は2m角に切り、塩こしょうをふってライム果汁を絡める
②にんにくはみじん切り、レモングラスは根元から紫色の輪が見える部分までを薄く小口切りにし、残りは4cmほどに切る
➂炊飯器に米と2合分の水を入れて浸水させ、ナンプラーを加える。具材をのせて炊く
④炊きあがったら長いレモングラスを取り除き、お好みで刻んだパクチーを混ぜる
※炊き上がるとレモングラスの爽やかな香りが広がります。ナンプラーの匂いは気になりません
※温かいごはんをぎゅっと握っておにぎりに。お弁当にもおすすめです
\アレンジ/ ::鮭でも美味しく::
鶏肉の代わりに、焼いた鮭(1切れ)をほぐして加えると、やさしい味わいの炊き込みごはんになります。しょうがの千切りを少し加え、炊き上がりにバター少々と細ねぎを混ぜるのもおすすめです
著者プロフィール ::
野菜ソムリエ・タイ料理研究家。パンコク在住13年。
タイ政府教育省認定タイ料理資格取得。「Mangosteen Kitchen」にて、体がよろこぶタイ料理と野菜料理のレッスンを開催。日々の食事から体を整えることを大切に、タイ野菜やハーブの魅力、家庭で楽しめるタイ料理を伝えている






