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オーストラリア・シドニー

5年ぶりのオーストラリア、初めてのシドニー。暮らし始めて10ヶ月、シドニーの暮らしやすさ、生活スタイルにとても満足しています。その大きな理由の1つは、「食の多様性」。シドニーでトップを争う人気料理といえば、なんと日本料理とタイ料理。街のいたる所に日本食・タイのレストランがあって、国籍を問わず多くの人でいつもにぎわってます。
過去にアメリカやオーストラリアの他の都市に暮らしてたことがあるけど、その際いつも日本が恋しくなる最初の理由は、日本のごはん全般。でもシドニーに来て日本食レストランの多さとメニューの豊富さに驚き。世界中の人が集まってると言われるNYでも食べられなかった日本食がたくさんそろってます。定番のスシ以外にも、鍋料理、焼き肉、定食、ラーメン、粉もん料理、うどんのセルフサービス、どんぶり等々なんでもあって、値段もリーズナブル。なので将来海外で暮らしたいけど、日本の味は捨てられないという人にはとってもおすすめの街です。フィッシュマーケットもシティから徒歩圏内でおさしみも買えるし(SHASHIMIコーナーあり)、その場で切ってもらって醤油と共に食べることも可能。また、実はタイ人移民もとても多いシドニー。タイ人経営のタイレストランがたくさんあって、日本食と同じくらい食文化が浸透してます。大のタイ料理好きの私にとってはとてもありがたく、週に2回は食べてます。ヤムウンセンが特にお気に入り。また、先日まで住んでたシェアハウスでは、4人のシェアメイト中3人はタイ人でした。お互いに郷土料理の作り方を教え合って、私の作ったグリーンカレーとタイ人シェアメイトが作った巻き寿司でパーティをしたことも。
こんな風にシドニーはかなり国際色豊かな街で、他国のバックグラウンドなしのオーストラリア人を見つける方が難しいくらいです(もともと移民の国なので最もですが)。この「国際色の豊かさ」がとても心地よく、シドニー暮らしが気に入っているもう一つの理由です。特に東アジア(主に中国)、東南アジア、インドなど、アジア系が多くて、その他ヨーロッパ系、アフリカ系、中南米系、中東系(ちなみに私の彼はイラン人です)と、まるで小さな地球のようです。町中はいつもいろんな言語が飛び交っていて、色んな肌の色をした人々、色んなファッションの人々がいます。一見統一感がないように見えるけど、互いに反発したり競い合うのではなく、みんながそれぞれ互いの違いや文化を自然に受け入れ、かつ違いを楽しんでいる、そんなウェルカミングなオーストラリアスタイルが感じられます。

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