【海外安全情報(広域情報)の発出】(ラマダン月テロに関する注意喚起)
海外安全情報(広域情報)の発出
海外安全情報(広域情報)の発出
13日、外務省より、海外安全情報(広域情報)「
お住まいの国(タイ)以外の外国へ旅行される方は,
詳細は外務省 海外安全情報(広域情報) をご参照ください。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
要旨
☆詳細については 外務省 海外安全情報(広域情報) をご参照ください
1. 本年のラマダン月: 5月27日(土)頃〜6月24日(土)頃
ラマダン月: イスラム教徒が日中断食を行う。ラマダン終了後に約3日間 (6月25日(日)頃から6月27日(火)頃) のイード(ラマダン明けの祭り)
2. テロを呼びかける声明
6月12日、イスラム過激派組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)がラマダン期間中のテロを呼びかける声明を発出しました。
今年についてもラマダン開始後、多数のテロが発生しています。いくつかの事件については、ISILが犯行を主張しています。
3. 本広域情報発出時点で声明は確認されず。ラマダン月に多くのテロ発生を意識し、対策する
(1) 最新の関連情報の入手に努める。
(2) テロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際は、周囲の状況に注意を払い、安全確保に十分注意を払う
不審な人物・状況を察知したら速やかにその場を離れる
できるだけ滞在時間を短くする 等
(※)観光施設及び周辺、祝祭日等のイベント会場、娯楽施設、レストラン、ホテル、ショッピングモールなどの商業施設、教会・モスク等宗教関係施設、公共交通機関、政府関連施設 (特に軍,警察,治安関係施設) 等
(3) 金曜日に注意。金曜日はイスラム教徒の集団礼拝の日で、宗教施設や群衆を狙ったテロや襲撃の可能性
本年のラマダン月の金曜日: 6月2日、9日、16日及び23日
(4) 現地当局の指示があればそれに従 い、特にテロに遭遇した場合には、警察官等の指示をよく聞き冷静に行動する
・ガードレールや街灯など遮へい物がない歩道などでは車両突入の危険が増す
・コンサート会場,スポーツの競技場等の閉鎖空間では下記に注意
- 会場には時間より早め入場、遅め退出など、人混みを避ける
- セキュリティが確保されていない会場の外側や出入口付近での人だまりや行列は避ける
- 会場の出入口及び非常口、避難経路等についてあらかじめ確認する
- 周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める
・爆弾,銃器を用いた事件に遭遇した場合は下記に注意
・爆発,銃撃の音を聞いたら直ちに低い姿勢をとる
・頑丈なものの陰に隠れる
・周囲を確認し、可能であれば、銃撃音等から離れる方向に低い姿勢を保ち安全な場所へ退避
など